【2016年プラス収支!】 三連複100円一本勝負

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前走を研究する 大阪杯全頭解説(2)

 
 昨日のダービー卿CTの結果は以下のとおり。


【予想】

◎ 15 ダンツプリウス → 6着
○ 8 グランシルク  → 3着
▲ 10 ダイワリベラル → 5着
☆ 16 クラレント   → 10着


【当連載の収支】

+8,210円


 各馬とも惜しいところまで頑張って競馬をしてくれました。
 クラレントがハナに立つことは予想していなかったのですが、勝ちに行っての敗戦なので8歳馬の健闘を称えたいと思います。

 さて、昨日に引き続き、大阪杯全頭の前走レース映像を検証していきます。


有馬記念(中山右2500)組

キタサンブラック

 3戦連続となる有利な1枠1番から、スローペースで2番手先行するも、同じく先行したサトノダイヤモンドに強襲され、タイム差なし2着。
 逃げなかったのはマルターズアポジーの逃げ宣言があったためでしょう。
 斤量2kgの不利もあったので、ダイヤモンドとの決着は、まだ天皇賞に持ち越しといったところ。
 展開有利とはいえ、追い込んだヤマカツエースに0.3秒差をつけました。
 逃げたマルターズアポジーには3.0秒差の圧勝。
 
 2000(1-1-1-0)
 右(5-2-3-0)
 逃げ(2-1-2-0)
 先行(4-1-1-1)
 阪神(0-1-1-0)


京都記念(京都芝右2200稍重)組

サトノクラウン

 6枠6番から前半1000m1:00.2のミドルペース(ただし2頭の大逃げ)で、1.0秒ほど離れて3番手を追走。
 脚を溜めて直線で突き抜け、スマートレイアーに0.2秒差1着でした。
 4番手追走の2着馬とは4kgの斤量不利もありながら完璧な競馬。
 このとき58kgを背負っていたのも注目すべき点で、大阪杯は1kg減となるのも魅力です。
 
 2000(1-0-0-3)
 右(3-0-0-2)
 先行(3-0-0-2)
 阪神(0-0-0-1)


マカヒキ

 3枠3番、ミドルペースから5番手先行し、直線外を回すも、前の2頭に脚を溜められて差し届かず、0.2秒差3着。
 勝ち馬より1kgの斤量有利がありながら差し届かない結果でした。
 とはいえ、大逃げの2頭を除けば61秒ほどのスローな展開。地力は示したといえそうです。
 4歳馬の叩いた上積みにも期待がかかります。

 2000(2-1-0-0)
 右(3-1-1-0)
 先行(1-0-1-0)
 差し(3-0-0-0)
 阪神未経験


●ミッキーロケット

 8枠9番、ミドルペース(実質スローの前残り)で大外を回して差し届かず、0.3秒差4着。
 サトノクラウンより2kgの斤量有利があった一方で、展開・位置取りの不利もありました。
 同じ4歳で外めを回したマカヒキにも1kgの有利があったのですが、覆せず。
 同斤量となる今回は割引が必要かもしれません。
 2走前の日経新春杯1着のような先行もできる馬(同2着のシャケトラは日経賞1着)ですし、4走前の神戸新聞杯では阪神2,400mでサトノダイヤモンドにタイム差なし2着の接戦を演じた素質馬でもあります。
 3ヶ月の休み明けを2回使い、ここが目標と思われるので改めて。

 2000(2-1-0-1)
 右(4-5-0-4)
 先行(2-0-0-0)
 差し(2-3-0-1)
 阪神(0-2-0-0)


◆チャレンジC(阪神芝右1800稍重)組

ディサイファ

 8枠16番の外から中団外を追走、1,000m58.8秒のミドルペースの展開。
 逃げたダノンメジャーは失速、先行マイネルハニーに押し切られ、ディサイファは0.3秒差9着に終わりました。
 2着ベルーフ57kg、4着フルーキー57.5kg、6着ヒストリカル57kgは内枠からの差し。
 ディサイファはトップハンデ58.5kgを背負って大外から差すコースロスもあり、今回1.5kg斤量減なら悲観するほどの着差ではないと思われます。

 2000(4-5-3-5)
 右(4-5-2-7)
 先行(5-4-1-2)
 差し(3-3-3-11)
 阪神(0-1-0-1)


小倉大賞典(小倉芝右1800)組

マルターズアポジー

 4枠7番から逃げ、1000m57.6秒の超ハイペースながらも逃げ切って、ヒストリカルに0.3秒差の非常に強い勝ち方でした。
 2走前の有馬記念で大敗してマークが薄かったとはいえ、並みの馬ではできない勝ち方だと思います。
 他の勝ち鞍ではスローペースで逃げ切っており、折り合い面での心配もないはず。
 ただし56kgを背負ってヒストリカルとは1kgの斤量有利があり、他に57.5kg、58kgの馬もいました。
 今回1kgの斤量増がどう出るかといったところです。

 2000(3-0-0-4)
 右(6-0-2-3)
 逃げ(7-1-3-8)のみ
 阪神未経験


日経新春杯(京都右2400)組

●モンドインテロ

 5枠8番から中団後方で内を追走。
 ヤマカツライデンが1:00.2で逃げるミドルペースで、最後の3・4角から外に出して差し、先行した1着ミッキーロケット、差した2着シャケトラに0.3秒差の3着。
 4角手前まではシャケトラのすぐ後ろにつけていたのですが、直線を向いたところで突き放され、内に迫ったシャケトラとミッキーロケット併せての叩き合いに参加させてもらえず。
 外を回したコースロスもありました。
 ハンデ戦でミッキーロケットより1.5kg、シャケトラより3.5kgの斤量不利があり、この着差なら巻き返しも有り得なくはありません。
 2走前ステイヤーズS(3600)でもアルバートに0.3秒差3着と持久力があるので、テン乗りの内田騎手でどこまで化けるか、侮れない一頭です。

 2000(0-0-0-2)
 右(3-0-2-0)
 先行(3-0-0-1)
 阪神未経験

ダービー卿CT 三連複一本勝負


2017年4月1日(土)中山11R
サラ系4歳上オープン ハンデ
芝右1,600m 16頭 15:45発走


【予想】

◎ 15 ダンツプリウス
○ 8 グランシルク
▲ 10 ダイワリベラル
☆ 16 クラレント


【買い目】

三連複 8-10-15 100円


 有力馬グレーターロンドンの回避で混戦模様となった当レース。
 中山芝コースといえば外差しが決まりにくく、内枠先行が断然有利とされる中で、先行できそうな馬が内側の3、4、5、6、7、9番に揃いました。
 そこで、まずは馬番1桁台の馬を検証していきます。

 有力視できそうなのが、3‐5‐7あたりの前残りの買い目。
 レース当日正午時点で18番人気、約60倍がついています。
 案外シンプルに考えたほうが的中率は高いかもしれませんが、これだけではあまり面白くありません。

 番手につきたがる先行馬ばかりということは、逆にいえば積極的に逃げられる馬もいないということ。
 押し出された馬が折り合いつかずに掛かってしまうリスクが懸念されます。

 キャンベルジュニアの前走は0:57.7のミドルペースを3番手追走して1着。
 ペースを考えれば評価できる勝ち方ですが、1600万円以下の条件戦であり、今回が再昇級初戦となります。
 ハナに立たされた場合の折り合いは未知数です。
 実際、逃げを打った昨年のダービー卿CTでは8着に沈んでいます。
 また、本日の発表によれば芝は稍重。道悪で複勝経験がないのも不安材料です。

 ガリバルディも2番手追走した京都記念で、1,000mの通過がおそらく1:00.8くらいのミドルペース。
 3馬身逃げたヤマカツライデンが1:00.2を刻んだとはいえ、後続の3着以下ともガリバルディから5馬身程度の開きがありました。
 せめてもう1~2馬身分(0.2~0.4秒程度)折り合いがついていれば、直線崩れて6着という結果よりは上に行けた可能性があったかもしれません。

 以上のことから、今回はあえて過剰人気になりそうな内枠を無視し、10番以上の外枠から長い脚を使って好位差しが狙えそうな馬を探します。
 芝の稍重・重で複勝経験があることも条件に入れます。

 まず好位差しのみならず、逃げの一発もありそうなのが▲ダイワリベラル。
 前走、4枠4番と内枠の利を活かして、1,000m1:02.5のスローペースを演出し、当レースを回避した有力馬グレーターロンドンにわずか0.2秒差の2着。
 その0.2秒差は1kgの斤量不利だったことを考えれば、手頃なハンデで1kg減となる今回、逃げが決まれば内の先行馬より期待が持てそうです。
 7走前、昨年のダービー卿CTでも7枠13番、6番手の好位から差してマジックタイムに0.3秒差4着。
 走破時計1:33.1(34.0)はダイワリベラルの1,600mの持ち時計となっています。

 ただ、3・4・5走前は控えて行き足がつかない展開でした。
 中山マイルの京成杯AHで4着と健闘しているものの、外枠のコースロスを嫌って控えた場合を危惧して印を下げました。

 対抗はどちらかというと差し・追込馬ですが、中山マイルで(2-3-1-2)と非常に堅実な○グランシルク。2回ある馬券外も4着・6着と大崩れしていません。
 G2・NZTでヤマカツエース(のち金鯱賞2連覇)に0.1秒差2着の実績もあります。
 特に4走前の秋風Sは、スローで逃げたマルターズアポジー(のち小倉大賞典1着)を追い込んで0.2秒差2着と抜群の結果でした。
 3・4・5・5着の4頭はいずれも先行馬でしたから、それらを撫で斬りにした実力は看過できません。
 このとき背負っていたのが57kgでしたから、1:33.8(34.0)で上がり2位のタイムも平凡とはいえず、上出来。
 前走も56kgを背負って中山マイルで1:33.7(34.6)で上がり3位と、しっかりタイムを縮めています。
 ハンデ55kgと軽視された今回は、さらなるタイム短縮が期待できます。

 芝(4-4-3-6)をはじめ各条件での複勝率も非常に優秀で、いかにも三連複向きの馬といえます。
 印を○に落としたのは、単にこれまで惜敗続きで勝ちきれていないというだけで、三連複の場合にはあまり意味がありません。

 そして残るは◎ダンツプリウス
 前走の大阪城Sで16着と大敗して人気が下がっているだけに、積極的に狙っていきたい馬です。
 前走16着とはいえハンデ戦で、斤量の低い相手も多くいる中で1秒は負けていません。1,800mという距離もこの馬には長そうでした。
 2走前の京都金杯で先行してエアスピネルに0.5秒差6着、時計1:33.3なら不調とまではいえません。
 5走前のNHKマイルも5枠10番のスタート、好位から差してメジャーエンブレムに0.3秒差4着。
 57kgを背負いながら時計1:33.1の時計は優秀です。

 加えて、ここまでは他競馬場の話。
 中山競馬場に限っては2戦2勝と相性抜群なのも注目すべき点です。
 6走前には、G2・NZTを今回と同じ56kgを背負って制しています。
 8走前ジュニアカップも56kgを背負ってのオープン勝ちですから、フロックではありません。
 
 できれば内枠に入ってほしかったところですが、内ラチ沿いが先行馬でゴチャつく可能性を考えたら、NHKマイルやアーリントンC(3着)といった重賞で見せたように、外めの枠からの好位差しが理想です。

 ゆえに今回の買い目は8‐10‐15とします。想定オッズは105倍程度。
 1日に1度出現するかしないかといった26~35番人気のオッズゾーンに収まりそうで、有り得ない馬券ではありません。


 ただ……以下はエイプリルフールの嘘と捉えてもらってもいいのですが、クラレントのまさかの激走が、やたらと気になって仕方がありません。
 最も不利な大外18番、8歳、4ヶ月半の休み明け、トップハンデ57.5kg、おまけに近3走は2桁着順……と買えない要素が揃っているにもかかわらず、やはり重賞6勝の実績は何か匂います。
 前走もG1・マイルCSの大舞台で7枠14番から1:33.8(斤量57kg)。
 4走前のG1・安田記念も1枠1番から差して1:33.5(58kg)。
 5走前のG2・マイラーズCでは3枠4番から先行して3着、1:32.7(56kg)。
 6走前がダービー卿CTで、2枠4番から差しが決まらずも1:34.0(58kg)。
 じつは1,600mの走破時計は大崩れしていないので、引退もそう遠くない今年の初戦、最後の徒花を咲かせても驚きはしません。

 ということで、グランシルクの差しが届かないことを祈って、エイプリルフールの大嘘馬券として、

 10‐15‐16 想定配当221,700円

 で遊んでみるのも一興かもしれません。
 

前走を研究する 大阪杯全頭解説(1)

 
 先週の高松宮記念の結果は以下のとおり。


【予想】

◎ 13 ソルヴェイグ   → 9着   
○ 9 シュウジ     → 15着
▲ 17 ナックビーナス  → 8着
△ 2 フィエロ     → 5着
☆ 7 レッドファルクス → 3着


【当連載の収支】

+8,310円


 勝ったセイウンコウセイが強かったといえばそれまでですが、逃げたシュウジの折り合いがつかず最初の1,000m56.5秒のハイペース、直線は外に大きく膨らみすぎてバラけた状態からの混戦模様では、予想のしようがありませんでした。
 先行勢がミドルペースくらいには抑えて、内もしっかり締めてほしかったところです。

 さて、気を取り直して、今週の日曜メインは新設G1・大阪杯
 G1としての施行データは過去に存在しない分、G2時代のデータを過信しすぎては実情にそぐわないかもしれません。
 そこで重要になってくるのが、個々の馬の能力の比較。

 今週は前走のレース映像に着目し、全14頭のペース・脚質・直線の攻防などから、勝利のヒントを探っていきたいと思います。


 大阪杯は、阪神芝右2,000m、コーナー4つの内回りコースで行なわれます。
 参考程度に留めるべきですが、内枠の複勝率25.8%、先行馬の複勝率37.3%(JRA-VAN過去3年のデータより)となっています。
 これを踏まえたうえで、前走の各レースを見ていきましょう。 


金鯱賞(中京芝左2,000m)組

●1着 ヤマカツエース

 3枠6番から1000m1:00.4の比較的スローペースで、直線横一列の展開。
 馬群の中ほどを突き抜けて差して0.2秒差の1着でした。
 メンバー中、唯一57kgを背負っての勝利には価値があると思われます。
 勝ち時計1:59.2(34.7)、上がり3ハロンはメンバー3位の好タイムでした。

 2000(4-0-1-4)
 右(5-1-1-10)
 先行(3-0-1-6)
 差し(3-1-1-4)
 阪神(0-0-0-4)


●2着 ロードヴァンドール

 8枠15番のコースロスがありながらも、積極的に逃げてスローペースを演出。
 ヤマカツエースより1kgの斤量有利があったものの、わずか0.2秒差でした。
 欲を言えばもう少しスロー(1:01~1:03くらい)で回して欲しかったところですが、重賞で勝ちにいくにはそれなりのリスクを負わなければならなかったということでしょうか。
 マルターズアポジーキタサンブラックと逃げ馬が3頭も揃った今回の大阪杯。 ペースが流れた場合には、先行勢に厳しい展開も予想されます。

 2000(3-3-2-1)
 右(4-3-2-5)
 逃げ(3-4-1-3)
 阪神(1-1-1-1)


●3着 スズカデヴィアス

 4枠8番から比較的スローペースを10番手追走し、ヤマカツエースより外を回して差して3着。
 差し馬には向かない展開、そして13番人気を覆す激走でした。
 ヤマカツエースより1kgの斤量有利があったものの、その差は外を回した分の0.2秒。
 上がり34.6秒は上回っていますから、展開・位置取り次第では逆転の可能性も秘めています。

 2000(2-0-1-3)
 右(3-1-0-13)
 脚質は問わず、各1勝ずつ
 阪神(1-0-0-3)


●6着 ステファノス

 3番人気、スローペースの展開から追い込んで6着。
 追い込みの利かない展開だった割には、健闘したほうだと思われます。
 ヤマカツエースより1kgの斤量有利があったうえに0.3秒差がついてしまったものの、香港カップ3着からの帰りであったことを鑑みれば、叩き初戦としては上出来だったのではないでしょうか。
 
 2000(0-2-1-2)
 右(3-2-2-3)
 差し(2-2-2-5)
 追込(1-0-1-3)
 阪神(1-1-1-1)

 上記データは中央競馬のものです。
 距離に若干の不安が残るものの、香港カップは同距離でした。
 脚質的に、金鯱賞のように控えすぎると厳しいかもしれません。


●12着 アングライフェン

 スローペースという向かない展開から追い込んで15番人気12着。
 とはいえ着差は0.5秒、上がりはメンバー2位タイでした。

 2000(3-1-1-5)
 右(3-2-1-6)
 先行(2-2-2-1)
 阪神(0-1-0-2)


中山記念(芝右1,800m)組

●2着 サクラアンプルール

 5枠5番から、1000m1:01.4のスローペースという向かない展開で後方控えて、冷静に内を突いて差して2着は評価すべき内容です。
 前残りのネオリアリズムに0.1秒差と迫りました。
 上がり3ハロン33.8秒は、アンビシャスに並んでメンバー最速タイ。
 アンビシャスより斤量1kgの有利があり、位置取りの差もありましたが、再び内を突ければアンビシャスより上に行ける可能性も秘めています。
 斤量57kgも背負い慣れており過去(2-1-1-1)で、唯一の馬券圏外も4着でした。

 2000(2-1-1-2)
 右(3-1-1-2)
 先行(3-0-0-2)
 差し(0-3-1-1)
 阪神未経験


●4着 アンビシャス

 6枠7番から、スローペースで外を回して差し、0.2秒差4着。
 勝ち馬ネオリアリズムが同斤量の57kg、3着ロゴタイプが58kgでしたが、展開の差もあって前に残られました。
 上がりは最速タイでしたから、悲観する必要はありません。
 天皇賞(秋)4着から4ヶ月の休み明けだった中山記念は叩きだったと考えれば、上々の出来です。

 2000(2-0-0-2)
 先行(2-0-2-1)
 差し(3-0-0-3)
 右(4-1-1-2)
 阪神(2-0-1-1)

 
 さすがG1というだけあって、甲乙つけがたい馬ばかりです。
 残り7頭は明日の記事で。
 三連複一本勝負の予想では、さらに競走成績を遡って検証していきます。
 

高松宮記念 三連複一本勝負


2017年3月26日(日)中京11R
サラ系4歳上オープン 定量
芝左1,200m 18頭 15:40発走


【予想】

◎ 13 ソルヴェイグ
○ 9 シュウジ
▲ 17 ナックビーナス
△ 2 フィエロ
☆ 7 レッドファルクス


【買い目】

三連複 9-13-17 100円

(どの馬にも思い入れがあるのでボックス買いしたいところですが、あえて1点を選ぶのなら、先行できるこの3頭です)


 いよいよやってまいりました、得意のスプリント重賞。
 昨年のスプリンターズS42,230円、阪神カップ11,220円の夢よもう一度!
 ということで、多分に私情を挟んだ買い目となりました。

 ナックビーナス以外の4頭は応援馬券ですので、もろもろの不安材料には目をつぶりたいと思います。

 ◎ソルヴェイグは前走の人気が過剰で、人気薄だからこそ狙いたい馬。
 スプリンターズSは9番人気3着、函館SSは12番人気で1着と、いかにも三連複向きといった印象です。
 しかもこの2レースは、阪神カップの勝ち馬シュウジを破ってのものですから価値があります。

 2走前スプリンターズSは2枠4番、1,000m55.8秒のミドルペースから2~4番手を先行し、粘ってレッドファルクスにタイム差なしの3着(1:07.6)。
 断然の1番人気ビッグアーサーを12着に置き去りにする好走でした。

 前走シルクロードSは4枠5番、1,000m56.3秒で逃げて脚が残らず、ダンスディレクターに0.5秒差の6着(1:08.3)
 前走は4ヶ月の休み明け初戦でしたから叩きと考えて、少しかかる面を修正できていれば、4歳の上積みにも期待します。
 スプリンターズSと同じ田辺騎手に乗り替わるのも好材料
 土曜のシャケトラに続く重賞制覇を応援しています。

 ただし、不安材料は17着と大敗した桜花賞以来となる斤量55kgと、7枠13番という外側の枠。
 近3走では斤量の有利があり、内枠にも恵まれていただけに、この2点の克服が鍵となりそうです。

 ただ、4走前の函館SSは斤量50kgで、シュウジとは2kgの有利があったものの、大外8枠16番からハイペースを先行して、シュウジにタイム差なし1着。
 枠とペースの相関からすれば、相当に強い勝ち方だったと評価します。
 今回、57kgを背負うシュウジとは、やはり2kgの差。
 前走が+18kgで冬場の太め残りの敗戦だったとしても、今回成長分だけがしっかり馬体に乗っていれば、斤量増も克服してくれるはずです。
 発走1時間前の馬体重発表では‐10kg。
 期待できる数字だと思います。

 外枠に関しても、馬群に飲まれず他馬を気にしないで内の馬に蓋をしながら先行していける分、スプリント戦ではそれほど不利とは感じていません。
 現にスプリンターズSでもミッキーアイルは8枠15番から先行して2着でした。
 
 ○シュウジも前走の阪急杯が1番人気で8着と案外だった分、人気が落ち着いてくれて、狙いたい1頭です。
 シュウジは、本質的には1,200mまでの馬だと思っています。
 芝1,400m(稍重)で1着だった阪神カップが出来すぎで、芝1,200mに限れば(1-2-0-1)。
 唯一の複勝圏外もスプリンターズSの0.1秒差4着ですから、何ら問題はありません。
 また、当日の中京競馬場は雨の予報が出ていますが、阪神カップを含めて稍重は(3-1-0-0)なので、むしろ得意のようです。
 中京競馬場も(2-0-0-1)と好相性。
 あとはスプリンターズSから近3走で手の内を知り尽くしている川田騎手に託すのみです。

 ▲ナックビーナスは、今回ひそかに期待している大穴の馬です。
 そもそも、11番人気(レース発走1時間前時点)は舐めすぎというもの。
 前走オーシャンSでメラグラーナにわずか0.1秒負けただけなのに、片やメラグラーナは2番人気、こちらは11番人気。
 ラピスラズリSでもメラグラーナに0.2秒差の2着ですから、まだ優劣をつけるのは早計です。

 前走は、最初の1,000mが56.4秒を刻むハイペースでしたから、最後こそメラグラーナに差されたものの、先行して残ったナックビーナスにとっては、ペースを考えれば勝ちに等しい2着といえます。
 3走前カーバンクルS(中山右1200)でも、ハイペースの展開で中団から好位差しを決めて1着。
 ペースに左右されない先行型はスプリント向きだと思います。
 
 今回斤量1kg増、55kgがどう出るかが課題ですが、500kg台の大型馬なので、それほど苦にはしないと踏んでいます。
 その点ではメラグラーナも同様ですが、体重の上がり下がりが少ないナックビーナスのほうが、安定感はあります。
 発走1時間前の馬体重発表では、メラグラーナは+14kg。
 これが吉と出るか凶と出るか。

 4歳にして5勝しているうち、1,200m戦は(3-2-0-2)。
 中京競馬場は未経験ですが、左回りは(1-1-1-1)。
 逃げて(1-1-0-0)、先行して(2-2-2-2)と、前に行ければ安定した成績を残せています。
 
(1-1-0-2)の稍重馬場も歓迎です。
 陣営からはこんなユニークな声も聞こえてきました。

「高速馬場よりは渋った馬場がいい。ドボドボの田んぼでも、れんこんが植えられていてもいい」

 日刊スポーツ 3月23日(木)付
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-01796536-nksports-horse

 2走前の京都牝馬S(稍重)で、55kgを背負って同斤量のレッツゴードンキに0.6秒差7着と敗れたことだけが気がかりですが、こちらは4歳馬。
 上積みがあっての前走2着です。

 △フィエロにも恩がありますが、内枠の差し馬で包まれることを嫌って印を落としました。
 シュウジとは逆に、フィエロの本職はマイルだと私は思っています。
 阪神カップではフィエロとタイム差なし、前走から0.5kgの斤量減とプラス材料もありますが、ここは押さえまで。

 応援馬券ならスプリンターズSの勝ち馬☆レッドファルクスをなぜ◎にしないのかという話ですが、前走の大敗と海外帰りの影響を考えたら磐石とはいえません。
 1番人気は過剰気味で、馬券の妙味を考えて☆に留めた次第です。
 3ヶ月半の休み明け、ステップレースを使わずにG1に直行してきたのは王者の風格と取れなくもないですが、6歳馬は過去10年で(0-5-1-36)、複勝率14%と苦戦しています。
 基本的に差し馬は、ペースに左右される受け身の立場なので、特にスプリント戦では差し届かない懸念も拭えません。

 

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複勝を研究する

 
 昨日の日経賞の結果は以下のとおり。


【予想】

◎ 10 アドマイヤデウス  → 3着!(複勝570円)
○ 9 レインボーライン  → 4着
▲ 6 ディーマジェスティ → 6着

注 12 ゴールドアクター  → 5着

 

【当連載の収支】

+8,410円


 ゴールドアクター複勝圏を外すというところまではよかったのですが、1・2着を拾えませんでした。
 思っていた以上に外枠の4歳馬2頭に上積みがあったということでしょうか。
 
 ただ、先週のシーズララバイに引き続き、今週も複勝500円台のアドマイヤデウスを指名することができました。
 2週続けて、複勝3点買いでも利益が出ている計算です。
 人気順に惑わされずアドマイヤデウスに◎を打てたわけですから、個人的には上出来でした。
 
 さて、三連複で勝負している者として、他の複式馬券種を知っておくことはプラスになるはず。
 そこで今回は、複勝という馬券種について考えてみたいと思います。

 三連複1点買いは、複勝3点買いに相当します。
 まずは試しに、これまで私が公開してきた三連複1点の買い目を、仮に複勝3点買いした場合の回収率を算出してみました。
 
 出資金 9100円
 払戻金 6780円
 収支 ‐2320円
 回収率 74.5%

(出資金が3の倍数になっていないのは、シルクロードSのソルヴェイグ単勝勝負を加えているからです)

 複勝控除率は80%と定められていますから、平均以下といったところでしょうか。
 三連複1点の累計成績+8,410円と比べると、如実な差が出ています。
 複勝3点とも的中した阪神カップでさえ払い戻しの合計は910円ですから、万馬券になった三連複とは雲泥の差があります。
 
 考えるに、複勝3点買いではいたずらに出資金が増えていくばかりで、なかなか回収率が伸びないんですね。
 複勝は1点勝負以外に選択肢がなさそうです。
 それも本命筋では的中率が高いものの、配当が極端に安くなるので、資金配分の強弱が必要になる。
 3着想定の穴馬を高確率で的中できる腕があれば、少ない出資でも何とかなるかもしれませんが、基本的に複勝はお金持ちの人たちのための馬券種だという印象です。

 資金配分の強弱もセンスを問われるところですから、競馬歴3年目の私では火傷を負ってしまうおそれがあります。

 やはり資金配分を考えずに済む三連複100円1点が、私の肌には合っているように思います。

 

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日経賞 三連複一本勝負


2017年3月25日(土)中山11R
サラ系4歳上オープン 別定
芝右2,500m 16頭 15:45発走


【予想】

◎ 10 アドマイヤデウス
○ 9 レインボーライン
▲ 6 ディーマジェスティ

注 12 ゴールドアクター


【買い目】

三連複 6-9-10 100円

三連単なら 10→12→9)


 有馬記念3着のゴールドアクター単勝2.0倍を切る1番人気。
 昨年の日経賞勝ち馬であり、58kgを背負った昨年より斤量も1kg減るとなれば、人気になるのも頷けます。
 当然、中山芝2,500mとの相性も抜群です。
 おまけに3ヶ月以上の休み明けは、

12走前 3歳500万条件  1着
9走前 洞爺湖特別   1着
8走前 オクトーバーS 1着
5走前 日経賞     1着
3走前 オールカマー  1着

 と5戦全勝。死角がありません。

 しかし! だからこそ、この馬が飛んだら配当的には一気に妙味が出てきます。
 昨年のこのレースを勝っている同馬にとって、目標はここではなく、あくまで昨年12着と惨敗した天皇賞(春)でしょう。
 大阪杯を避けてここを使ってきたということは、打倒キタサンブラックに向けて、ここは叩きの一戦。
 先行押し切りが生命線の同馬にとって、外の6枠12番のコースロスが唯一の不安材料にもなりえます。

 また、内の2枠3番に逃げ馬のヤマカツライデンが入りました。
 この馬、スローペースを作り出すのがあまり上手くありません。
 近2走の最初の1,000mはそれぞれ、前走1.00.2、2走前1.00.2で、いずれもミドルペース。
 重賞では力が入ってしまいがちで、津村騎手への乗り替わりも折り合い面に懸念を残します。
 最内枠から初距離の伏兵フェルメッツァ、菊花賞で逃げを打ったミライヘノツバサも先行意識が旺盛なので、ある程度ペースが流れても不思議ではありません。

 そこで、磐石のゴールドアクターに差し届くまさかの展開を予想していきます。

 僭越ながら、ここで物差しとして、昨年の年度代表馬キタサンブラックにご登場願いましょう。
 前走の有馬記念ゴールドアクターキタサンブラックに同斤量で0.1秒差。
 まず、これを一応の基準とします。

 ◎アドマイヤデウスは一昨年の日経賞勝ち馬であり、3走前の京都大賞典キタサンブラックにタイム差なしの2着と健闘しています。
 キタサンブラックのすぐ後ろ、3番手を追走して上がり3ハロンも33.4秒と、同33.6秒のキタサンブラックより上。
 アドマイヤデウス56kgに対しキタサンブラック58kgと、2kgの斤量差があったものの、1枠1番に入ったキタサンブラックには内を走れる利もありました。

 今回、アドマイヤデウスは一昨年の優勝時と同じ斤量56kgで、ゴールドアクターより1kgの利がありますから、逆転も可能ではないかと思われます。
 
 前走ジャパンCキタサンブラックに0.6秒敗れているとはいえ、○レインボーラインは、ゴールドアクターとクビ+クビ差でタイム差なしの熱戦を演じています。
 名手武豊が演出した最初の1,000m1.01.7のスローペースながら、2番手先行のゴールドアクターに対して追い込んで迫ったレインボーラインは、ほぼ互角と見ます。
 斤量の優位もジャパンCと同じく2kgあり、4歳馬として上積みがあれば逆転の目も見出せます。
 ドバイに行かず、今日のレインボーラインと明日のレッドファルクスを選んだデムーロ騎手にも、勝算あってのことと思います。

 ▲ディーマジェスティ菊花賞ジャパンCと続けてレインボーラインに敗れているため割り引きますが、昨年のダービーではレインボーラインを0.6秒負かしており、中山2,000mの皐月賞ではマカヒキに0.2秒差つけてのG1制覇。
 人気が落ちた今こそ狙い目で、4歳馬の上積みに期待します。
 3ヶ月半の休み明けとなった3走前、セントライト記念(中山2,200m)でも1着に入っており、鉄砲でも心配は要りません。

 鞍上の蛯名騎手も、日経賞は2008年、2009年、2013年と過去10年で3勝、キャリア5勝している得意のレース。
 昨年末にマリアライトが引退し、最近、エージェントの解雇騒ぎで成績がふるわないからこそ、ここは気合いを入れて勝ちにくるはずです。

 当初、ゴールドアクターは外せないと踏んで、同馬を2着づけにした10→12→9の三連単も考えてはいたのですが、安易に買い方がブレてしまうのはよくないと考え、あえて三連複で勝負してみたいと思います。

1番人気の外し方

 
 先週のフラワーCの結果は以下のとおり。


【予想】

◎ 1 ディーパワンサ → 6着
○ 3 モリトシラユリ → 9着
☆ 6 シーズララバイ → 2着!(複勝540円)


【当連載の収支】

+8,510円


 ファンディーナ、強かったですね。
 完敗です。
 しかし、その陰で、今回またしても前半1,000mが1:01.1のスローペースに泣いたシーズララバイが、めげずに差して堂々の2着。
 これは大きな収穫でした。
 ファンディーナに注目が集まりがちなだけに、次回、人気にならなければ大きく狙っていきたい馬です。

 
 それにしても、サトノダイヤモンド、ファンディーナと1番人気の鉄板馬が難なく走ってしまうと、やはり1番人気に逆らうのは愚策なのかと不安になってしまいます。

 そこでいま一度、基本的なことですが1番人気のデータを復習してみたいと思います。

 以前、3月4日付の記事で、2017年に行なわれた中央4場の全256レース中、1番人気の複勝率は62.7%であることを算出しました。

 少し古いデータですが、2011年10月にJRA-VANが提供しているデータでも、1番人気の複勝率は63.8%(2010年11月5日~11年10月30日の平地レース)と出ています。

http://jra-van.jp/fun/ddd/20111031.html

 やはり1番人気の複勝率は63%前後であると見てよさそうです。

 しかし逆にいえば、4割近い37%は、1番人気といえども複勝圏内を外していることになります。
 私のように1レース100円と決めている場合、レースごとの資金配分は気にしなくてもいいわけですから、たとえ1番人気が絡んでしまう10回に6回は自動的に外れてしまっても、10回に4回発生する2番人気以下の決着を引き当てることができれば、回収率的には問題ないわけです。

 ましてや私の馬券法は、年に1回万馬券を当てれば収支がプラスになるというもの。
 確率がゼロではない以上、自分の腕と馬券法を信じて賭け続けるだけです。