先週の結果
先週のダービーの結果は以下のとおり。
【予想】
◎ 11 ペルシアンナイト → 7着
○ 12 レイデオロ → 1着
▲ 7 アルアイン → 5着
☆ 10 ベストアプローチ → 9着
【買い目】
三連複ボックス 7 10 11 12 100円
【当連載の収支】
+6,510円
レイデオロ、単複のオッズに妙味があったので、素直にそこを狙ってもよかったかもしれませんね。
当連載でも、二つ目の的中を出して収入額を上げたいところです。
ちなみに、有料配信の本命馬の成績は、下記の通りとなりました。
【本命馬◎○通算成績】
18レース中14レース的中
払戻金 1,960円
的中率 75%
回収率 109%
(小数点以下四捨五入)
東京優駿 三連複一本勝負
【予想】
◎ 11 ペルシアンナイト
○ 12 レイデオロ
▲ 7 アルアイン
☆ 10 ベストアプローチ
【買い目】
三連複ボックス 7 10 11 12 100円
要は、1・2・5着と、3万馬券まであと約半馬身差で涙を呑んだ皐月賞のリベンジです。
1番人気が大外18番のアドミラブルであることは知っています。
青葉賞を脅威のレコードで優勝したことも知っています。
前日27日(土)に行なわれた東京芝コースの5レースすべてで、大外8枠の馬が5連勝した傾向も把握しています。
それでも、私に皐月賞の買い目を動かすつもりはありません。
アドミラブルが人気を集めてくれるなら、むしろオッズが美味しくなるので歓迎です。
いくら前日に内が伸びず、外差しが決まったとはいっても、前日に降った雨の影響で多少パワーの要る馬場になっていた可能性があります。
最近の園芸技術の進歩なのか、はたまたJRAの陰謀なのか知りませんが、一夜明けてみたらすっかり水はけがよく、内寄りでも伸びる馬場に変貌している可能性はあります。
厳然と存在しているのは、過去10年で8枠が(0-1-0-28)という圧倒的な苦戦ぶりを示すデータです。
巷間いわれるように、今年3月から3戦しているアドミラブルの疲れが、ここに来て出てくる可能性は充分にあります。
ただ、皐月賞で買った3頭に加えて、穴として気になるのは☆ベストアプローチです。
先行でも追い込みでも自在に動ける馬なので、自ら道を切り拓いて隣のペルシアンナイトやレイデオロを連れてきてくれてもいいし、ペルシアンナイトやレイデオロの後から尾いてきてくれてもいい。
そもそもアドミラブルがいなければ、ベストアプローチ自身も青葉賞のレースレコードを0.1秒更新できるタイムで入線してきた馬です。
優先出走権を得ての参戦ですから、実力は充分。
最近、個人的に複勝で儲け続けていることもあり、ここは思いきって年に1度の競馬の祭典、5頭ボックスで「勝負賭け」してみたいと思います。
オークス 三連複一本勝負
【予想】
◎ リスグラシュー
○ モズカッチャン
▲ フローレスマジック
☆ モーヴサファイア
【買い目】
三連複 1-3-14 100円
1-5-14 100円
本命は◎リスグラシュー。
スローペースだったアルテミスSを4角7番手から差し切った強い勝ち方を支持します。
仮にソウルスターリングが絶好枠から先行しても、差し届くのではないかと思います。
対抗筆頭は○モズカッチャン。
前走フローラS、上がり最速で東京芝2,000mを勝っていることが第一の理由ですが、ソウルスターリングのひとつ内の1枠1番に入ったことが第二の理由です。
今日の有料配信で詳しく解説していますが、先行馬は内枠の先行馬を連れてくる。
この原則に従えば、1番人気になるであろうソウルスターリングが作る道を、伏兵モズカッチャンが上がってきても不思議はありません。
穴馬は、同じくフローラSでモズカッチャンと差のない3着、▲フローレスマジック。
リスグラシューともアルテミスSで叩き合いを演じて2着に入りました。
5番人気程度にくすぶる馬ではありません。
ただ、◎○▲の三連複ではおそらく90倍程度。
万馬券には届かないと思われます。
そこでもう1頭、☆モーヴサファイアを挙げておきます。
前走1着からの昇級いきなりのG1挑戦ですが、平坦な小倉競馬場とはいえ芝2,000mの勝ち時計はフローレスマジックよりも上。
3走前には、オープン競走でアメリカズカップ(きさらぎ賞1着)に0.1秒差2着の実績もあります。
モズカッチャンとともに、果敢にソウルスターリングに競りかけて先行していければ、ソウルスターリングを打ち負かして大穴を開ける可能性もゼロではありません。
ヴィクトリアマイル 三連複一本勝負
【予想】
◎ 4 ソルヴェイグ
○ 11 ミッキークイーン
▲ 15 フロンテアクイーン
☆ 16 クリノラホール
【買い目】
三連複 4-11-16 100円
【番外編】
単勝 16 100円
◎ソルヴェイグは、内枠の偶数番を引いたことから迷わず買い目に加えました。
距離不安から人気を落としているのも歓迎です。
たしかにマイルの実績は桜花賞の17着しかありませんが、2枠4番から控えて内を突こうとするも、スローペースで展開が向かず、前が詰まって出ていけない不利もありました。
好位先行が身上の馬ですから、まだ若い3歳時の桜花賞では、この馬本来の競馬ができていなかっただけのこと。
G1・スプリンターズSでタイム差なし3着は、やはり軽視できません。
事実、前日には同1着のレッドファルクスが京王杯SCを制しています。
○ミッキークイーンは、さすがに説明不要でしょう。
鞍上が不安な浜中騎手といえど、G1で2勝、前走G2でも1勝を挙げている絶好調の馬を外すわけにはいきません。
馬場も完全に回復するかは未知数で、重馬場だった前走の勝ちには価値があります。
▲フロンテアクイーンは個人的に追いかけている馬。
前走・福島牝馬Sでウキヨノカゼにタイム差なし2着ですから、充分な重賞好走歴といえます。
2015年に大波乱を演出した「あの」ミナレットと同じ福島牝馬S組。
じつは近5年で2回、福島牝馬S組が馬券圏内に食い込んでいますので、穴を開けてくれてもおかしくはありません。
ただ今回、フロンテアクイーン以上にどうしても匂って仕方がないのが、☆クリノラホールです。
ほぼ最低人気に甘んじている馬なのですが……なぜか穴党の勘が騒ぐのです。
まず出馬表を見て、
「お前は素人か」
とお叱りを受けるのを覚悟で、単純に5走前~3走前に3連勝しているのが目を引きます。
クラス分けの仕組みを理解していない初心者が落ちやすい陥穽のひとつですね。
しかし、それにしたって3連勝はなかなかできることではありません。
「同じ3連勝ならジュールポレールも達成しているだろ」
と再び突っ込まれそうですが、ジュールポレールは4走前~2走前での3連勝です。
前走こそG3でミッキークイーンの0.3秒差3着と好走していますが、叩き2走でここを迎えるミッキークイーンと違い、ジュールポレールは叩き3走目。
中4週が開いたとはいえ、力の要る重馬場の疲れが残っていないとも限りません。
その点、クリノラホールは今回が叩き2走目になります。
前走こそミッキークイーンに斤量差もありながら1.5秒差と完敗しましたが、ハイレベルなG3、G2と経験してからの初のG1。
もし展開が向いて前がハイペースで流れて、3連勝時、芝1800mでいずれも33秒台の上がりを叩き出した驚異的な末脚を活かすことができれば、まさかまさかの単勝万馬券も有り得るんじゃないかと半ば本気で思っています。
単勝万馬券。
ファンなら一度は当ててみたいロマン溢れる馬券です。
京王杯スプリングCの結果
昨日の京王杯スプリングCの結果は以下のとおり。
【予想】
◎ 13 ダッシングブレイズ → 7着
○ 10 レッドファルクス → 1着
▲ 1 ヒルノデイバロー → 5着
☆ 6 ダンツプリウス → 13着
【当連載の収支】
+7,210円
ダッシングブレイズの末脚が爆発しなかったことだけが心残りです。
ちなみに、有料配信の記事は、以下のような結果となりました。
【本命馬◎○】
東京9R ○ウインガナドル → 1着 的中 230円
東京10R ◎リッチーリッチー → 1着 的中 140円
京都7R ◎ナンヨーマーズ → 5着 0円
的中率66.6%
回収率123.3%
【穴馬☆】
東京9R ☆ゴールドスミス → 7着 0円
東京10R ☆ジャズファンク → 9着 0円
穴党なのに、穴馬で回収率の底上げを図ることができないという切ない結果に。
それにしても、京都の12レースで1番人気が全敗というのも珍しいですね。
複勝率もわずか50%でしたから、荒れました。
京王杯スプリングC 三連複一本勝負
【予想】
◎ 13 ダッシングブレイズ
○ 10 レッドファルクス
▲ 1 ヒルノデイバロー
☆ 6 ダンツプリウス
【買い目】
三連複 6-10-13 100円
◎ダッシングブレイズは、大外枠で人気を落としているからこそ積極的に買いたい馬です。
2走前に道悪が幸いして上がり最速で勝っていることもプラス材料。
東京の長い坂で直線一気が決まれば、勝ち負けまであると思います。
○レッドファルクスは、今ひとつ決め手に欠けるうえに斤量58kgなので印を下げましたが、それでもスプリンターズSを制したG1馬で、前走の高松宮記念(稍重)も3着なら軽視はできません。
▲ヒルノデイバローはこの連載でも追いかけ続けている穴馬で、シルクロードS4着、阪急杯3着の実績がある割にはかなり人気が落ちているので、妙味が期待できます。
ただ、最内1枠1番に収まったことから、ダート時代のような逃げ先行が打てればよいものの、控える競馬にこだわった場合に包まれるリスクがあります。
その点、☆ダンツプリウスは、控える脚質の馬が多い今回のレースにあって、キャンベルジュニアと並んで先行意欲が旺盛な馬です。
前走(稍重)だけ見れば、5歳馬キャンベルジュニアに0.3秒負けてはいますが、4歳にしてダンツプリウスが1kg多い56kgを背負う不利もありました。
今日の雨も味方してくれるかもしれません。
キャンベルジュニアの道悪経験は、前走の一度きり。
対して、ダンツプリウスは稍重・重(0-1-1-1)と決して苦手にはしていませんので、同斤量となる今回、中5週の上積みが見込めれば、キャンベルジュニアより上に行ける可能性は充分にあると思います。
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先週の結果
先週のNHKマイルカップの結果は以下のとおり。
【予想】
◎ 1 モンドキャンノ → 9着
○ 3 アウトライアーズ → 13着
▲ 7 ジョーストリクトリ → 12着
【当連載の収支】
+7,310円
完敗でした。
2着リエノテソーロはさすがに買えません……。
ちなみに、有料配信の記事は、以下のような結果となりました。
東京6R ◎アドマイヤシナイ → 3着 的中 110円
東京7R ◎コパノビジン → 2着 的中 110円
京都9R ○ディアドラ → 1着 的中 110円
コパノビジンは最終オッズ1.1-1.2倍でヒモ荒れ期待、ディアドラは1.1-1.1倍でそもそも見送り対象ということで、回収率を下げる結果となってしまったものの、負けてはいないので損はしていません。
この2日間で勝負レースは4レース、的中率100%で回収率は122.5%となりました。
欲を言えばもう少し配当が見込めるところで勝負したかったので、結果論ですが東京8Rのカレンラストショー(160円)を狙ってもよかったかもしれません。
追記で補足したように「勝負師ならば」と注文がつくレースでしたが、川田騎手が上手い騎乗をしてくれました。
それよりも先週の記事では、見事に「見送り」予想がハマりました。
東京5Rはブライトンロックが指数上位でしたが、見送って4着。
3番人気オーサムバローズも飛んで「紛れ」の多い結果となりました。
京都7Rは単勝1.9倍、複勝1.1倍のフレグラントブレスが4着に沈む大波乱で、三連複14万馬券、三連単78万馬券を演出。
続く京都8Rでも単勝2.0倍、複勝1.1倍のアグネスリバティが4着に敗れ、三連単で万馬券となりました。
あくまで私の言う「見送り」とは、
「複勝1.1倍のリターンに比して、外れるリスクのほうが大きいので、来てしまったら仕方ないと割り切って賭けない」
ということであって、
「この断然人気馬が馬券外に飛びますよ」
という予言ではありません。
にもかかわらず、こうも見送ったレースが荒れてくれると、なんだか自分が本当に予言者にでもなったかのような錯覚に陥ってしまいそうです。
それだけ、私が構築した20項目の基準値が間違っていなかったと再確認できた出来事ではあったのですが。