中山大障害の展望
いよいよ有馬記念ウィークに入りましたが、今週末は23日〜25日の3日開催。有馬記念を予想したい逸る気持ちを抑えつつ、今日は中山大障害を展望してみたいと思います。
……と言いつつも、じつは大本命にしようとしていた馬が、引退してしまったんですよねえ。
秋陽ジャンプの勝ち方がそれはそれは素晴らしかったので、少なくとも3着は外さないだろうと思っていました。
残念ではありますが、サナシオン、これまでお疲れ様でした。
加えて相手に考えていたニホンピロバロンまでもが故障で休養。
こうなると、様相はガラリと変わってきます。
大方の予想では、春の中山GJから東京ジャンプS、東京HJと目下3連勝中のオジュウチョウサンと、昨年の中山大障害に勝ったアップトゥデイトの一騎打ちになる……といったところでしょうか。
私も今のところ大方、同じ見方をしています。サナシオンとニホンピロバロンが抜けたことで、オジュウチョウサンとアップトゥデイトには逆らえそうにない。
障害レースにはあまり詳しくない私でも、上記4頭の脚質を見てみれば、逃げ・先行が圧倒的に有利なことは見て取れます。逆に、上記4頭でも、後ろから追い込む形になると凡走して負けている。
障害レースがいかに逃げ先行有利のタフなレースであるかが分かります。
同じ脚質で伏兵となりそうなのは、京都ジャンプで逃げてニホンピロバロンに0.7秒差で勝っているドリームセーリング。9歳という馬齢が気になるところではありますが……。
そして、東京HJで逃げたもののオジュウチョウサンにわずか0.2秒及ばず2着に敗れたマキオボーラー。
秋陽ジャンプで後ろから追い込んで2着とはいえ、サナシオンに3馬身差という結果が引っかかるルペールノエルは、枠順次第。内枠から先行策を取ってきそうなら、考慮に入れるかもしれません。5走前には先行して、サナシオンに0.3秒差まで迫る2着という実力は持っているはずです。
いずれにせよ、中山大障害は前から行く馬を積極的に狙っていきたいと思います。