淀短距離ステークス 三連複一本勝負
1月7日(土)京都11R
サラ系4歳上オープン 別定
芝右1200m 16頭 15:45発走
当初はあす8日の2重賞を100円ずつ買う予定でしたが、シンザン記念のオッズを見て、100円は今日のメインに回すことにしました。
淀短距離ステークス。
個人的に2度の万馬券を的中させている、得意の芝スプリントです。
京都芝1,200mではスタート直後に3コーナーの坂があり、ペースはそれほど早くならない傾向があります。
さらに内回りを使用するとはいえ、淀の坂を駆け下りての4コーナーでは遠心力がかかり、外を回す馬はコースロスが心配。
内枠から内を走る逃げ・先行馬に有利なコースといえそうです。
内枠の逃げ馬で3番人気に支持されているのが、昨年の同レース覇者、1枠2番ローレルベローチェ。
しかし私は思いきって、この馬を切ります。
DM数値が人気に比して低いことに加え、5ヶ月の休み明け、鞍上58kgの負担は、この馬にとってはキツイ。
57kgを背負った3走前の高松宮記念でビッグアーサーに1.2秒差の16着。
56kgを背負った2走前の函館SSでも牝馬ソルヴェイグに0.9秒差の13着と、ちょっと負けすぎです。
内枠の先行馬で◎に推したいのは、6歳牝馬トータルヒート。
持ち時計が目立って良いわけではありませんが、芝1,200mの最速は京都で記録。
昨年5月の鞍馬Sで8枠17番のコースロスがありながら3番手に先行して1:08.2(34.4)。
2走前ルミエADでは牡馬相手にラインスピリットの2着(0.2秒差)と好走しています。
川田騎手に乗り替わりとはなりますが、54kgも魅力です。
次いで2枠4番ヒルノデイバローと4枠7番アットウィルで迷ったのですが、私の格付けは▲ヒルノデイバロー、×アットウィルの順です。
アットウィルは、6走前の彦根S、京都1,200m良馬場で先行し、鞍上57kgながら1:08.0(33.8)と優秀な成績を残しています。
2走前、稍重の同コースでは先行して1:08.8(34.2)。
前走も阪神1,400mの稍重馬場で、サンライズメジャーに0.1秒差の3着と好走しています。
しかし、ここ2走は斤量54kg。
56kgを背負う今回は、彦根S後に3ヶ月の休養を挟んで以来、最大中7週の間隔で5走していることから、疲れもやや気になります。
対するヒルノデイバローは、一言で表せば、
「不思議な馬」
です。
全4勝はすべてダート。芝での複勝入りすら、まだありません。
脚質は一見すると逃げですが、それもダートに限った話。
芝では6戦すべてで差し・追込を選択、惨敗を喫しています。
正直、なぜダートで使わないのか、首を傾げてしまいます。
それでもここ5走で芝を選択している陣営には、何かしらの思惑があるはず。
7ヶ月半の休み明けとなる阪神カップはあえなく10着でしたが、2枠4番に恵まれた叩き2走目の今回、鞍上も1kg減。
おまけに200mの距離短縮も歓迎です。
持ち時計も中京1,200mで1:07.6(33.7)と見劣りはしませんから、不人気馬だからと切り捨てるのは早計ではないかと睨んでいます。
その外オウノミチはルミエADで11着に沈んでいることから、トータルヒートのほうが上。
ルミエAD3着のシンボリディスコも後ろに控えるでしょうから、届かない展開を予想します。
残るは外枠の7頭。
6枠12番セカンドテーブル1番人気、7枠13番トウショウビスト3番人気と、先行馬が支持を集めています。
しかし、スタート直後に坂を下る中山とは対照的に、京都は上り坂。
前に出るには坂を駆け上がる馬力に加えて、外からのコースロスもあるので、内枠に比べれば脚を使う必要が出てきます。
人気の割に、妙味に欠ける2頭だと思えます。
そこで、いっそ8枠15番○フミノムーンの差しが届くことを期待します。
ここ5走はすべて芝1,200m、メンバー上がり最速3回、2位1回、3位1回と、末脚は証明済み。
加えて前走、京都競馬場の京阪杯では時計のかかる重馬場で、1枠1番からのミドルペースで差しを強いられても上がり最速の3着。
外の15番に入った今回は、内に包まれる心配も少ない。
外枠に有力な先行馬がいるため、前が流れてミドルペースになってくれれば、勝ち負けまであると見込んで○を打ちました。
【予想】
◎ 5 トータルヒート
○ 15 フミノムーン
▲ 4 ヒルノデイバロー
× 7 アットウィル
【買い目】
4-5-15 三連複100円
想定オッズ約150倍(レース当日正午現在)
京都1,200mはアドマイヤムーン産駒が強いため、◎○×の買い目なども魅力的ではあります。
しかし4頭ボックスにしたい気持ちをグッと堪え、私はこの1点を選びました。
ご参考までに。