愛知杯 三連複一本勝負
2017年1月14日(土) 中京11R
サラ系4歳上オープン 牝 ハンデ
芝左2,000m 15頭 15:25
日本列島に寒波襲来で、あす15日(日)の日経新春杯(京都)も開催が未定という状況なので、土曜の重賞も予想していきます。
2012年にエーシンメンフィスが逃げきって以来、逃げ・先行馬が勝っていない愛知杯。
中京2,000mは、牝馬の好位押し切りが決まりにくいコースといえそうです。
出馬表を見ると、1枠1番のクインズミラーグロを除き、切れる末脚を持った馬が10番以降の外枠に収まりました。
シャルール、マキシマムドパリ、クリノラホール、ヒルノマテーラ。
ペースはそれほど早くなりそうにありませんが、4コーナーから直線に向いて「よーいドン」の態勢になれば、上記4頭が絡んできそうです。
しかし一方で、何が何でも前に行きたがるという馬も見当たりません。
加えて、小雪の舞う今日の中京。馬場状態は良から稍重に変わり、これからますます荒れるとあって、後ろからの末脚が届かない可能性も懸念されます。
そこで、エリザベス女王杯(G1)でマイペースの逃げを打ち、クイーンズリングに0.5秒差の5着と大健闘したプリメラアスールに◎を打ちます。
前走から4kg減となる52kgも魅力。
シャルール55kg、マキシマムドパリ53kg、クリノラホール53kg、ヒルノマテーラ55kgであることを考えれば、有利といえます。
3走前、重馬場の阪神2,000mでも逃げ勝っていますから、道悪にも適性がありそうです。
ただ、昨年の愛知杯で4着に入ったマキシマムドパリは、条件馬ながら脅威です。
前走のカウントダウンSでクインズミラーグロに0.1秒差の2着と敗れていますが、斤量差1kgがあったことを考えれば、勝ちに等しい。
そのクインズミラーグロは、前走の先行策が例外的で、本来ならば追込型の馬。
2戦連続で1枠1番を引いた今回、包まれて進路が狭まるおそれがあります。
そこで、差し・追込勢が上位に迫った場合も想定して、▲マキシマムドパリだけは抑えておきます。
さて、前残りを想定した場合、プリメラアスールの次に名前が挙がるのは、昨年の愛知杯2着○リーサルウェポンです。
ここ7走いいところがありませんが、50kgのハンデはさすがに舐めすぎではないでしょうか。
おまけに、鞍上が川島騎手50kgというのは、昨年と同じ条件。
芝2,000mの持ち時計1:59.0も、昨年の愛知杯で記録したものです。
前走は外枠から差しを選択しましたが、自在性のある馬ですから、3枠5番を引いた今回は、好位から押し切る形を期待します。
この時点で◎○▲なら三連複100倍弱。
100円1点で勝負するには旨みが少なく、マキシマムドパリの6枠11番、53kgというのも不安材料ですので、それより内、軽斤量の馬で穴を開ける可能性がある馬を探していきます。
ここでウインリバティかゴールドテーラーかで悩みましたが、私はウインリバティに☆を託します。
ゴールドテーラーも、3走前に東京2,000mのテレ玉杯でカレンリスベットに上がり33.8秒で逃げ勝って2着、デルフィーノにも優っているところは大いに評価できます。
ただ、その時の鞍上は川田騎手。
ここ2走は5年目の岩崎騎手で、いいところがありません。
一方、ウインリバティは通算5勝の実績を素直に評価します。
鞍上は、昨年の阪神JFで14番人気ゴールドケープを6着に導いてくれた若手の丸山元気騎手51kg。
その時ゴールドケープもタイムDM指数は62.0ありましたが、ウインリバティはさらに上を行く71.8ですから、14番人気からでも何かやってくれそうです。
【予想】
◎ 7 プリメラアスール
○ 5 リーサルウェポン
▲ 11 マキシマムドパリ
☆ 6 ウインリバティ
【買い目】
三連複 5-6-7 100円
想定オッズ 900倍弱(!)
ちょっと冒険しすぎたので、的中率は正直かなり低いですが、負けてもたったの100円ですから、たまには年間収支を度外視して夢を見るのも楽しいものです。
さて、このブログやツイッターでも何度か紹介していますが、私はこの本から多くを学びました。
おすすめです。