日経新春杯 三連複一本勝負
2017年1月17日(火)京都11R
G2 サラ系4歳上オープン ハンデ
芝右2,400m 14頭 15:45発走
前日夜の時点でオッズも参照できないので、ここは想定オッズを度外視して、予想だけしたいと思います。
【予想】
◎ 7 カフジプリンス
△ 6 アクションスター
☆ 12 ダコール
注 モンドインテロ
注 レーヴミストラル
4歳馬が過去10年で5勝(4連勝中)、2着4回(7年連続連対中)となれば、4歳馬から1頭、◎カフジプリンスを挙げないわけにはいきません。
末脚を持っているうえに、前走は意外にも先行して1着。
決め手勝負でも、タフな競馬でも信頼がおける馬だと思います。
サトノダイヤモンドに0.0秒差まで迫ったミッキーロケットに注目が集まり、1番人気も予想されますが、カフジプリンスも2戦して3,000mで0.9秒差、2,400mで0.5秒差。
上積み、展開次第では覆せない差ではありません。
当初○を打つ予定だったモンドインテロは、陣営が悪天候をだいぶ心配しているようだったので、思いきって切りました。
昨年、稍重の京都芝2,400m松籟ステークスを勝っているので見限ってしまうのは早計かとも思われますが、今日の中京競馬の荒れ具合を見ると、やはり躊躇してしまいます。
▲を打つ予定だった昨年の勝ち馬レーヴミストラルも、出馬表の組み直しでまさかの大外8枠14番と、日曜から変わらず。
8枠18番から重馬場のアルゼンチン共和国杯3着(ゴールドアクターに0.4秒差/上がり33.8秒)は充分に評価できるものの、2走前の京都記念で重馬場が災いして12着。
同レース後、川田騎手は、
「この馬場ではまったく無理でした」
とコメントしています。
(http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_8077.html)
その川田騎手から乗り替わりとなったデムーロ騎手は大舞台に強いだけに好材料ですが、それはそのまま「過剰人気」にもつながります。
少額1点買いで狙っていくには、あまり効率が良いとはいえません。
「過剰人気」といえば、2枠2番の好枠を引き当てたヤマカツライデンは、他にハナを主張する馬がいないだけに、にわかに人気となってきそうです。
荒れた馬場で直線一気の展開を想定しづらくなれば、なおさらです。
しかし、未勝利戦、500万条件と惜しいところで勝ちあぐね、2走前の昇級初戦ですんなり勝ったものの、今回と同舞台の前走・京都大賞典では8着。
晩成型の可能性があるので注視はしていきたいものの、ここは相手が強いと見ます。
私はむしろ、京都大賞典でヤマカツライデンより上の6着と好走した△アクションスターに淡い期待を寄せます。
キタサンブラックに0.4秒差と迫った33.0秒の上がり3ハロンはメンバー最速。
先行したサウンズオブアース(33.1)、ラブリーデイ(33.5)とは位置取りの差があったとはいえ、ラストインパクトにも着順で勝っています。
ここ10走、地味ぃーに人気よりも上の着順を記録していますので、地味ぃーに期待値が高めであるといえそうです。
4年目の松若騎手がどう乗るかにかかっていますが、ハンデ戦、牡馬7歳で53.0kgも、道悪で時計のかかる馬場なら魅力です。
昨年の日経新春杯で58kgを背負って4着と好走した9歳☆ダコールも、波乱の展開なら上位に残る奇跡はありそうです。
稍重以下の芝では(1-2-4-5)と複勝率58%。
9歳馬でサンプル数が多い中、この数字は一考に値するように思われます。
しかも昨年、逃げを打ったダコールは、向こう上面でメイショウウズシオが一気に仕掛けてきても冷静に折り合い、直線で再び差をつめての4着。
さすが年齢を重ねているだけあって、賢さの覗くレースでした。
1/2馬身先着された3着サトノノブレスは昨年の有馬記念出走馬ですから、ダコールも決して見劣りしません。
三連複6-7-12がどれくらいつくかわかりませんが、けっこう高くなると踏んでいます。
リアルタイムで観戦できないのが残念ですが、毎日飲んでいるコーヒー代をケチって、私も100円だけ買うかもしれません。
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