【2016年プラス収支!】 三連複100円一本勝負

【12月24日 阪神カップ的中!】2016年は40,000円以上のプラス収支。ご意見・お問い合わせはこちらまで → sanrenpuku100yen@gmail.com

「買い目」より「買い方」

 必ず勝つための近道がもしあるのなら、何であれ縋ってしまいたくなるのが人間というもの。
 しかし、的中よりも不的中の体験のほうが多いであろう賢明な競馬ファンの方々なら、そんなウマイ話などこの世に存在しないことは、身をもってご存じのはずです。

 競馬ブログ・メルマガを始めて1ヶ月。
 私自身も多くのブログ・メルマガを拝見して、
「そんな考え方もあるのか」
 と驚き、勉強させていただく日々でした。

 しかし一方で、残念なことに、
「有料で回収率100%超えの買い目を教えます」
 と謳う、明らかにいかがわしいサイトも目につきました。

 有料ブログやメルマガを運営するのは個人の自由ですし、否定するつもりもありません。
 ただ、競馬に絶対はない以上、
「言うとおりに買えば必ず勝てる」
 そんなウマイ話など、あるはずがありません。
 JRAが禁止する予想詐欺に当たらないんでしょうか。
 メルマガを宣伝するために、Twitterであからさまなサブアカウントを作って、
「的中ありがとうございます」
 と自作自演コメントを延々とリツイートする人もいるようです。

 そもそも、このコラムでも以前書いたように、競馬はお金の争奪戦。
「人の賭けないところに賭ける」
 それが高配当を得る秘訣です。
 本当に100%勝てる買い目を知っているのなら、他人に教えないほうが吉であるはず。
 有料の情報を買おうとする人も、
「馬券の最小単位は1口100円である」
 と知っていれば、誰かに払うその「情報料」で何口の馬券を買えるか、想像がつくはずです。

「買い目」が有料の情報になるなんて、書き手として完全に「情報」の本質を見誤っています。
 競馬新聞や雑誌が売っているのは、決して「買い目」ではありません。
 独自の取材を基に、読者が予想するための「材料」を売っているのです。
『本紙予想』などは、あくまで参考であり、媒体の正確性を証明するための指標でしかない。

 初心者から玄人はだしの予想家まで、読み手もさまざまです。
 そんな読み手の誰かに、
「そんな考え方もあるのか」
 と驚かせることができたなら、それは書き手の成功といえます。
 たとえ買い目が外れたとしても、勝負は時の運。
 大事なのは、言葉を尽くして論理を積み上げるその過程に、何がしかの「真実」が隠れているであろうことです。

 だから私も言葉を尽くして、私なりの馬券の買い方や、予想の道筋を書いています。
 上手くいけば来年には有料メルマガにも挑戦したいと思っていますが、買い目はもちろん無料で公開します。
 本当は買い目なんてどうでもいいんです、競馬は個々人で買い目を予想するのが楽しいんですから。

 買い目なんて、レースが終わればタダの数字の羅列、ゴミクズです。
 情報の本質は、上手く執筆編集された予想の手法や思考の過程、予想のための材料、ひいては馬券哲学にあると思っています。

・買う馬券種は、三連複。
・出資額は、1週100円~200円。
・狙う配当は、200~400倍程度。

 私が推奨したい年間収支プラスへのアプローチは、極言すればその3点に行き着きます。
 あくまで一例ですし、リスクの少ない馬券法は他にも存在することでしょう。
 しかし、年間負け額を最大でも約10,000円に抑えられる点は、どこにも負けないと確信しています。

 大事なのは「買い目」ではありません。
「買い方」です。

 年間を通してブレない買い方をした者だけが、最後に笑う。
 競馬は、いかにブレずにいられるかを試される、メンタルのゲームでもあると考えています。