【2016年プラス収支!】 三連複100円一本勝負

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三連複の人気傾向(2)

 

(前回の続き)

 

 さて、なぜわざわざそんなデータを調べたのかというと、じつは来週2月19日、誘いを受けて東京競馬場フェブラリーステークスを観戦しにいくことになったからです。

 当然、せっかく現地に行くからには第1レースから第12レースまで遊ぶつもりです。
「リアル競馬場は交際費」
 というのが私の持論。
 1レース100円なら1,200円、1レース200円なら2,400円、あらかじめ定めた額を負けるのは、悔しい気分にはなるけれど、毎週の収支とは度外視することにしています。
 何より競馬を共通の話題にして、同行者とその場で1日楽しめるのが、現地観戦の魅力なので。

 とはいえ、やるからには勝って帰りたい。
 そこで、東京競馬場の三連複の人気傾向を調べるに至ったというわけです。

 単勝であれば最大でも18番人気までですから、人気傾向を分析した記事をよく見かけます。
 しかし、三連複となると最大816通り。
 あまりその点に着目した記事は読んだことがないような気がします。

 調べてみて、驚きました。
「三連複の払い戻し金額の平均は20,000~30,000円」
 とは様々な記事で目にしますが、
「三連複の人気の平均は36.6番人気」
 というのが、私が調べた限りでの結果でした。

 36番人気といえば、だいたい配当は100~120倍程度。
 いかに一部の高額配当が、払い戻し金額の平均を押し上げているかがよくわかります。

 人気の分布を見ていくと、堅い決着が予想以上に多いことに驚きます。
 出現率が最も高いのはやはり1番人気で、およそ7割の確率で、その日の12レースの中に出現します。多い日には1日に2回、3回と来ることもあります。
 しかし、得てして1番人気は極端に配当が低いもの。
 下手すると10倍に満たないオッズとなりますので、1番人気だけをベタ買いしていては、12レース合計で勝てる見込みはかなり低くなります。
 収支がプラスになった時点で購入を切り上げる「勝ち抜け作戦」でも計算してみましたが、その日の早い段階で1番人気がこなければ負けがかさんでいく一方で、午後になると的中しても収支がプラスに転じないケースが多くありました。

 1日に12レースを遊ぶ場合、この点が非常にネックなんですよね。
 最低でも1,200円の出資が確定しているので、12レース全体での合成オッズを計算してみると、的中馬券が低配当では、あっさりトリガミになってしまう。
 朝の爽やかな空気の中で行なわれる第1レースは、競馬ファンにとっては肩慣らしのような雰囲気があり、負けても後に11レース控えているので安心してしまいがちなものです。
 しかし、
「本当の勝負どころは第1レースである」
 ということを、改めて痛感しました。

 ちなみに、決してオススメはしませんし、私は一切の責任を負いませんが、仮に東京競馬場で1日12レース、すべて三連複で勝負するとして、理論上、予想を一切することなく、66%(2016年データ調べ)の確率で数千円の勝ちを得られる方法が、ないことはありません。

 その方法は……明日12日の記事で詳述します。