アーリントンC 三連複一本勝負
2017年2月25日(土)阪神11R
サラ系4歳上オープン 定量
芝右1,600m 12頭 15:35発走
【予想】
◎ 4 レヴァンテライオン
○ 2 ディバインコード
▲ 3 キョウヘイ
△ 8 ペルシアンナイト
【買い目】
三連複 2-3-4 100円
2016年は、複勝5・8・9番人気の三連複で33,820円(118番人気)。
2015年は、複勝5・7・9番人気の三連複で36,580円(101番人気)。
しかも2015年は、今年と同じ少数の12頭立てでした。
ここ2年、かように荒れている当レース。
穴党の私も万馬券を狙わずにはいられません。
過去10年、逃げ馬が(3-0-2-5)で3着内率50%、先行馬が(3-6-2-23)で同33%と、阪神開幕週の綺麗な馬場で、前から行ける馬が好成績を残しています。
他方、中団を運んだ馬が(3-3-2-36)で同18%、後方・追込は(1-1-4-35)で同15%ですから、後ろから行く馬は不利になってしまいます。
そこで、差し・追込の馬は届かない想定で、コースロスの少ない内枠の先行馬を探していきます。
例によって三連複なので、印の強弱は実質どうでもいいのですが、本命は強気に◎レヴァンテライオンにしました。
単純に重賞の勝ち馬は、キョウヘイ(シンザン記念)、ヴゼットジョリー(新潟2歳S)、そしてレヴァンテライオン(函館2歳S)の3頭。
そのぶん斤量を背負うわけですが、2勝馬の中でもこの3頭は特に「価値ある2勝」を挙げている馬といえます。
わけてもレヴァンテライオンは、のちの京王杯2歳Sの勝ち馬モンドキャンノを破っての重賞制覇でした。
しかも前半3ハロン33.5秒を刻むハイペースでの先行勝ちですから、スピードは一級品です。
もちろん、勝ち鞍はすべて芝1,200mでのものであり、1,400m、1,600mと1ハロンずつ延長してきた近2走は、着順も着差も振るいません。
レース映像を見ると、いずれも直線を向いたところで手応えが怪しくなってしまっています。
本質的にはスプリンターを目指していく馬でしょうから、マイルに対する距離不安は拭えません。
しかし、まだまだ明けて3歳の馬。
新馬戦で勝ち、直後に2歳G3を制した早熟馬といえども、距離を限定せずに果敢に挑戦してほしいところです。
後入れとなる偶数の4枠4番も絶好の位置。
勝った新馬戦でも3枠4番でした。
4角3番手で向いた直線、一度は4角4番手のエスケークラウンにかわされて馬群に呑まれるかと思いきや、少し外に持ち出して盛り返し、1頭だけ違う末脚を見せてクビ差先着。
3着には3馬身差をつけており、距離延長も視野に入る走りでした。
この馬のセンスの高さ、粘り強さを感じさせるレースだったと思います。
さて、重賞勝ち馬からもう1頭。
▲キョウヘイは、近2走が道悪だったことから不当な買い控えが見込めそうな人気馬です。
前走シンザン記念だった馬が過去10年(2-3-3-5)と好相性ですから、素直にその勝ち馬を挙げます。
今回は斤量差もあり、同3着の△ペルシアンナイトが人気ですが、前走の不利はそれほど特筆すべきものには見えませんでした。
直線で窮屈になった時点で外に出す選択肢もあったはずですし、内を突いていったんは先頭に立ったものの外から差しきられ、ゆうゆう1馬身差がついていたので、不利がなくても結果は変わらなかったかと思います。
ただ、キョウヘイを▲に下げたのは、前走スタートで出遅れて最後方からの競馬になってしまったから。
それでも勝ちきるあたりが凄いのですが、3枠3番に収まった今回は好位差しを期待しています。
ちなみに、牝馬は過去10年で6頭出走して3着以内はおろか5着以内の実績もなく、不利な差し馬でもあるので、紅一点のヴゼットジョリーは悩んだ末に外しました。
おそらく目標は同舞台で牝馬相手の桜花賞でしょうから、ここは試金石。
無理はさせないと踏んでいます。
最後に、重賞勝ち馬2頭の間に割って入りそうなのが○ディバインコード。
近2走はG2→オープンと使って(2-2-1-0)と、複勝率100%の安定感は大したものです。
唯一の関東馬となりますが、福島→新潟→中山→東京→中山と転戦しているので、輸送の心配はあまりしていません。
特に前走は前半3ハロン34.2秒のハイペースながら先行して差のない2着。
今回、幸運にも偶数の2枠2番を引いたので、開幕週のスピード勝負で持てる力を発揮してくれるのではないかと思います。