【2016年プラス収支!】 三連複100円一本勝負

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弥生賞 三連複一本勝負


2017年3月5日(日)中山11R
サラ系3歳オープン
芝右2,000m 16頭 15:45発走

【予想】

◎ 9 ダイワキャグニー
○ 7 コマノインパルス
▲ 4 ダンビュライト
☆ 1 ベストアプローチ
☆ 12 ディアシューター

【買い目】

三連複 1-9-12 100円

(※本記事は予約配信です。レース当日未明のデータを基にしています)

 昨年マカヒキリオンディーズエアスピネルが揃い踏みした弥生賞には、荒れないイメージがあります。

 過去10年、単勝1番人気が(5-2-0-3)で複勝率70%。
 単勝2番人気も(3-1-3-3)で同70%と、人気通りの結果を示しています。

 それでは今年も堅いのかと思って三連複の人気順を見てみると、意外や意外、オッズが100倍を超えるのが36番人気以降と、思った以上に上位の買い目が均等に売れている印象です。

 データを紐解けば一昨年にも10番人気タガノエスプレッソが3着に絡んで、三連複で41,050円がついたレース。
 昨年のように確たる有力馬がいない今年、2桁人気が絡む2割の確率に期待して、思いきった予想にしてみました。

 まず◎ダイワキャグニーは、今週の初めから穴馬にしようとひそかに狙っていた馬です。
 カデナとコマノインパルスが1番人気を争うものと予想していましたので、前日発売段階で1番人気になるとは、正直、思っていませんでした。
 前走の勝ち方が素晴らしく、のち共同通信杯2着馬のエトルディーニュに2馬身差をつけたとはいえ、キャリア2戦で2,000m・右回りの経験がなく、1番人気に推されるにしては危うい印象です。

 とはいえ、この馬を外すわけにはいきませんから、ここは相手に妙味ある馬を探していきます。
 狙うは、積極的に逃げる馬がいそうにない今回、スローペースから先行して勝てそうな馬です。

 ○コマノインパルスはトリッキーな中山2,000mの実績(1-1-0-0)が無視しがたく、自在性のあるところも魅力です。

 ▲ダンビュライトは新馬戦と前走の内容を評価して、距離延長がプラスに働くと見ています。
 皐月賞トライアルではありますが、陣営が、
「3着に入れば皐月賞に出られるけど、ダービーも出したいから2着までに入りたい」
 と強気の発言をしているところも注目です。

 ここまで◎○▲ならば29.0倍、三連単でも本線が115.5倍。
 100円1点勝負での年間収支を考えたら、賭けても意味のない人気帯ではあります。

 そこで、よりギャンブル性が高いものの、ハマれば楽しみな2頭を相手に選びました。

 ことカデナは「4戦連続上がり最速」が喧伝されていますが、前走33.2秒なら☆ベストアプローチも負けていません。
 奇しくもカデナに負けた京都2歳Sのみ、ベストアプローチは上がり最速を逃がしていますが、他3戦はいずれも最速。
 京都2歳Sでも直線に向いたところで前が塞がる不利を受けながら、カデナから0.4秒差の3着。そのときは大外8枠10番でしたが、1枠1番を引いた今回、コースロスなく内を先行して不利なく進めば、カデナよりも先着する青写真が描けます。
 3ヶ月半の休み明けであるカデナとは違い、使っている強みがあるのも魅力です。

 ただ「ギャンブル性が高い」と書いたのは、スタートと行き脚に不安が大いにあるから。
 ダイワキャグニーに0.4秒差負けた前走セントポーリア賞、スタートから先団につくことができず、大外を回して追い込む不利な競馬を強いられました。
 この馬、首を下げて走るようなところがあって、エンジンのかかりが遅いのかもしれません。
 ただ、評価すべきは2走前の500万条件(阪神2,000m)です。
 ここでも立ち遅れてやや後方6番手からの競馬となりましたが、1,000m通過が1:04.6のスローペースとなるや3コーナー手前から早めに鞍上の手が動き、進出を開始。
 結果的に、4コーナーで4番手と先行しながら上がり最速を叩き出し、逃げた勝ち馬ダノンディスタンスに半馬身及ばずの0.1秒差2着でした。
 素人目の推測ですが、直線でも首が変わらず下がっていたことから、重心を低く走れていることが、トップスピードに乗ったときの爆発力を生んでいるのかもしれません。
 
 思えば直線の短いトリッキーな中山でこそ、早めに進出して長い脚を使う競馬が活かせるはずです。
 あるいは幸運にもスタートが抜群で行き脚がついた場合には、そのまま逃げても面白い。
 テン乗りですが、オーシャンSでメラグラーナを導いた戸崎騎手の手腕をここは信頼したいと思います。

 ベストアプローチの対極、大外枠の☆ディアシューターは、前日発売段階で10番人気、単勝約90倍まで舐められる馬とも思えません。
 前走の共同通信杯はG3。
 他に前走で重賞を使ったのは、コマノインパルス、ダンビュライト、グローブシアターと有力馬揃いです。強い相手と戦ってきた経験は、サトノマックスらにはない貴重な財産といえます。
(カデナは休み明けなので考慮外としています)

 しかも、前走の走破時計1:47.9は、じつは同舞台で行なわれたセントポーリア賞のダイワキャグニーの勝ち時計と0.2秒しか違わず、エトルディーニュよりも半馬身分ほど速い計算です。
 いずれもスローペースからの時計のかかる決着ではありますが、少なくとも1番人気馬と同程度には走れるということです。

 むしろ注目すべきは、3走前のホープフルSの時計。
 レイデオロに1.0秒差、グローブシアターに0.6秒差は完敗の内容ですが、これは不人気馬が逃げてミドルペースとなり、差されたケース。
 先行したディアシューター自身は2:02.3でまとめており、この時計はミドルペースで流れた京成杯コマノインパルスの勝ち時計よりも0.2秒=1馬身分速いものです。
 コマノインパルスの勝ち時計が平凡といってしまえばそれまでですが、同馬だって注目すべきは2走前、スローだった葉牡丹賞でレイデオロに0.2秒差迫った1:01.2だから、懸念はありません。
 
 皐月賞の権利がかかっていることもあり、各馬が慎重に出方をうかがってスローペースになる展開を予想すればこそ、ディアシューターの持ち時計でも位置取りの優位を活かして3着内に粘り込む可能性が見出せます。

 土曜日のオーシャンSを見る限り、内外の有利不利もなく、むしろ直線の外側のほうが走れている印象があったので、大外枠でも特に問題視はしていません。
 ホープフルSでこの舞台を経験している大野騎手との再コンビで、一発を期待しています。

 

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