複勝を研究する
昨日の日経賞の結果は以下のとおり。
【予想】
◎ 10 アドマイヤデウス → 3着!(複勝570円)
○ 9 レインボーライン → 4着
▲ 6 ディーマジェスティ → 6着
注 12 ゴールドアクター → 5着
【当連載の収支】
+8,410円
ゴールドアクターが複勝圏を外すというところまではよかったのですが、1・2着を拾えませんでした。
思っていた以上に外枠の4歳馬2頭に上積みがあったということでしょうか。
ただ、先週のシーズララバイに引き続き、今週も複勝500円台のアドマイヤデウスを指名することができました。
2週続けて、複勝3点買いでも利益が出ている計算です。
人気順に惑わされずアドマイヤデウスに◎を打てたわけですから、個人的には上出来でした。
さて、三連複で勝負している者として、他の複式馬券種を知っておくことはプラスになるはず。
そこで今回は、複勝という馬券種について考えてみたいと思います。
三連複1点買いは、複勝3点買いに相当します。
まずは試しに、これまで私が公開してきた三連複1点の買い目を、仮に複勝3点買いした場合の回収率を算出してみました。
出資金 9100円
払戻金 6780円
収支 ‐2320円
回収率 74.5%
(出資金が3の倍数になっていないのは、シルクロードSのソルヴェイグ単勝勝負を加えているからです)
複勝の控除率は80%と定められていますから、平均以下といったところでしょうか。
三連複1点の累計成績+8,410円と比べると、如実な差が出ています。
複勝3点とも的中した阪神カップでさえ払い戻しの合計は910円ですから、万馬券になった三連複とは雲泥の差があります。
考えるに、複勝3点買いではいたずらに出資金が増えていくばかりで、なかなか回収率が伸びないんですね。
複勝は1点勝負以外に選択肢がなさそうです。
それも本命筋では的中率が高いものの、配当が極端に安くなるので、資金配分の強弱が必要になる。
3着想定の穴馬を高確率で的中できる腕があれば、少ない出資でも何とかなるかもしれませんが、基本的に複勝はお金持ちの人たちのための馬券種だという印象です。
資金配分の強弱もセンスを問われるところですから、競馬歴3年目の私では火傷を負ってしまうおそれがあります。
やはり資金配分を考えずに済む三連複100円1点が、私の肌には合っているように思います。
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