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阪神牝馬S 三連複一本勝負


2017年4月8日(土)阪神11R
サラ系4歳上オープン 牝 別定
芝右1,600m 16頭 15:35発走


【予想】

◎ 6 ミッキークイーン
○ 4 クロコスミア
▲ 2 クリノラホール


【買い目】

三連複 2-4-6 100円


 まずは1~3番人気から、昨年のこのレース2着馬◎ミッキークイーンを外すわけにはいきません。
 しかも昨年は、スマートレイアー(のち京都記念2着)にタイム差なしの2着。
 走破時計1:33.1は申し分なく、上がり33.3秒もメンバー最速でした。
 おまけにスローペースを追い込んでのクビ差には価値があります。
 今年、昨年より斤量1kg減で臨めるのも有難い点です。

 エリザベス女王杯クイーンズリングに負けたとはいえ、同斤量で0.2秒差。
 1kgの斤量有利があれば、巻き返しは充分に可能です。
 そのクイーンズリングと人気を分けあってくれているおかげで、極端な人気にならず、配当的な妙味を見込めるのも好都合。

 唯一の懸念は、度重なる斜行から本当は買いたくない浜中騎手なのですが、レーヌミノルから降ろされ、おまけに桜花賞で騎乗予定だったサロニカが出走回避したことにより、ここに集中せざるを得なくなりました。
 土曜日は9鞍を予定しており、勝負勘を蓄えて臨めれば、逆らうことはできないように思います。

 さて、軸が決まったところで相手探しなのですが、これがかなり悩みました。
 角居厩舎の2頭出しも不気味なら、大外にはたしかな末脚を持った追込馬もいる。
 悩みに悩んだ末に、結局は有利な内枠偶数番の先行馬を選ぶという、しごく初歩的かつ機械的な考え方に行き着きました。

 人気上位馬は、8番ジュールポレールを除き、軒並み差し・追込の脚質です。
 そこで、先行馬が少なく、マークが薄くなる今回、スローペースで前残りできそうな馬を2頭選びました。
 雨の影響で道悪が予想されますので、差しが届かなくなる可能性も考えられます。
 
 ただ、先行馬のジュールポレールは人気の一角ではあるのですが、昇級初戦を嫌いました。
 前走が同距離同舞台となる阪神芝マイルで、上がり32.8秒の鬼脚を使って1馬身半ちぎった勝ち方が評価されているのだと思います。
 2走前には、今回16番の有力馬アドマイヤリードにも先着していますから、人気になるのは頷けます。
 ただ、前走の勝ち時計1:33.8は、スローペースから最後馬なりで流したとはいえ、やや物足りなくも映ります。
 初の重賞挑戦で、ペースについていけるかが心配です。

 その点、○クロコスミアは5走前、昨年のチューリップ賞で、既に阪神芝マイルで1:33.2(33.1)という好時計をマークしています。
 勝ったシンハライト(のち優駿牝馬1着など、現在登録抹消)とは0.4秒差。
 
 さらに3走前ローズSでは、シンハライトとの差をさらに縮めて阪神芝1,800mでタイム差0.0秒の2着と大健闘しています。
 おまけにこの時の芝は重馬場でしたので、道悪が予想される今回も適性は充分。
 もとは差し馬でしたが、ここ3走ハナに行っているので、前めでの積極的な競馬を期待します。

 同じくシンハライトを物差しとして、穴馬は▲クリノラホール。
 昨年のチューリップ賞は15着と惨敗でしたが、7枠14番からスローペースで追い込んでの1.1秒差で、1:33.9(33.8)でしたからジュールポレールの前走と遜色ありません。

 チューリップ賞で大敗後しばらく勝ちきれない競馬が続きましたが、次第に実を結び始め、3ヶ月休み明けの7走前から2着→3着→2着→1着→1着→1着と才能が開花し、一気にオープン入り。
 3連勝した2~4走前には、しっかり33.5→33.6→33.7の上がりも使っています。
 昇級初戦となった前走・愛知杯こそ7着に敗れたものの、7枠12番からスローペースを差して勝ち馬と0.4秒差なら、悲観するほどでもありません。
 中11週と、使いづめの疲れもあまりないはず。
 重賞のペースを一度経験してから臨む今回は、昨年のチューリップ賞より上積みが見込めそうです。

 

 

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