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【2016年プラス収支!】 三連複100円一本勝負

【12月24日 阪神カップ的中!】2016年は40,000円以上のプラス収支。ご意見・お問い合わせはこちらまで → sanrenpuku100yen@gmail.com

フローラS 三連複一本勝負

【予想】三連複一本勝負


2017年4月23日(日)東京11R
サラ系3歳オープン 牝
芝左2,000m 18頭 15:45発走


【予想】

◎ 14 フローレスマジック
○ 12 ディーパワンサ
▲ 13 アロンザモナ
☆ 17 ラユロット


【買い目】

三連複 12-14-17 100円


 レース前夜、東京都内の神宮球場では、ヤクルトが7回降雨コールド勝ちを収めました。
 ラジオ観戦していたヤクルトファンの私は思わぬ形の完封勝利に歓喜したわけですが、数秒後、ハタと気づきました。
 ……東京競馬場も、日曜の馬場が荒れるのでは?

 実際、気象庁のホームページによれば21時台に6mm/hの降水を記録しています。
 ということで、それまで積み上げていた予想をいったん崩して、大いに冒険した買い目にしてみました。

 春の東京開催開幕週ということで先行馬有利かと思いきや、良馬場で行なわれた22日(土)の芝5レースではいずれも差し・追込馬が勝利する傾向にありました。
 昨年の同開催日を見てみても、やはりその傾向はあるようです。
 まとまった雨で馬場が渋った日曜、時計がかかるようなら、ますます差し馬に有利ともいえそうです。
 それでなくても府中の長い直線と坂は、先行馬には苦しいハードルですし。

 ◎フローレスマジックは、2走前に東京マイルでスローペースながら、4角10番手から差してリスグラシューに0.1秒差2着(上がり最速33.3秒)を素直に評価しました。
 未勝利戦を東京の重馬場で勝っているところもポイントです。
 前走も0.4秒差の3着と大きく負けてはおらず、タイムもきっちり2秒縮めてきていますから、上積みを見込んで今回、距離延長でもパワーで対応してくれるのではないかと踏んでいます。

 ○ディーパワンサの持ち味は好位差し。
 展開の影響が少なく、5戦して上がり最速が3回、3位が1回と、しっかり決め手を活かせているところを買います。
 ここ2走の着順・着差こそ揮わないものの、相手も強かったですし、左回りの中京で2勝していることから、右回りは苦手だったのかもしれません。
 初めての東京競馬場ではありますが、調教でも重馬場の坂路で終い重点、最後まで力強い脚を使っているように見えたので、むしろ好舞台になりえます。

 穴馬は悩んだのですが、本命対抗が堅めなぶん、☆ラユロットを選びました。

 ▲アロンザモナは桜花賞まで使った実力馬。2走前のチューリップ賞と比べるとかなり人気を落とした今回、妙味があるかもしれません。
 稍重の京都1,400でエントリーチケットにハイペースから好位差しで勝っていることから、道悪がハマれば一発も。
 ただ、前走の桜花賞稍重で14着。
 桜花賞ではレーヌミノル、チューリップで賞はソウルスターリング、こうやまき賞ではペルシアンナイトと、いずれも強い相手と戦ってきてはいますが、着差・着順はともに案外。
 実績では明らかに見劣るだけに、中1週ではそれほど上積みも望めません。

 その点、関東の藤沢厩舎が抽選を突破して、6ヶ月ぶりにここを使ってくるラユロットがなんだか物凄く不気味です。
 前走、東京マイルでの勝ち時計は映えるものではありませんが、3戦して追込→先行→逃げと多彩な脚質を披露して2着→2着→1着。
 調教も藤沢厩舎流ということで馬なりの3頭併せ、道悪への対応力は割引ですが、映像ではしっかり動いているようには見えました。
 おまけに、モレイラ騎手、戸崎騎手を乗せていた馬が、なぜかいきなり新人の木幡育也騎手に乗り替わり。
 単に今回は勝算が薄く、若手に経験を積ませるという意味合いがあるのかもしれませんが、それにしたって減量特典のない重賞に乗せるには早すぎる印象です。
 距離も2ハロン延長となる今回、もしかしたら馬にも騎手にも強い自信があって、名伯楽が刺客として送り込んできたのかもしれません。

マイラーズC 三連複一本勝負

【予想】三連複一本勝負


2017年4月23日(日)京都11R
サラ系4歳上オープン 別定
芝右1,600m 11頭 15:35発走


【予想】

◎ 3 フィエロ
○ 7 プロディガルサン
▲ 5 ダッシングブレイズ
☆ 9 クルーガー


【買い目】

三連複 3-7-9 100円


 別に私はJRAの回し者ではありませんが、愛用しているJRA-VANiPhone版)の馬柱に、今週からペース判定(S・M・H)が表示されることになりました。
 これまでは各レースの着順・ラップのページに飛ばないとペースが確認できなかっただけに、この仕様変更は個人的には非常に嬉しいものです。
 プレゼント応募の際などに、何度か要望を書き込んでいた甲斐がありました。
 同様の要望がどれだけあったかはわかりませんが、末端のユーザーの意見をしっかり反映させている姿勢には頭が下がります。

 ということで、早速この機能を活用してみたいと思います。
 オッズ上位3頭の脚質判定と、近5走のペース判定は下記のとおり。

1番人気 エアスピネル   先  SMSSS
2番人気 イスラボニータ  先差 MMSSS
3番人気 ブラックスピネル 先  SMMSS

 どちらかというと先行意欲が強めの3頭ですが、近5走のペースを見ていくと、ハイペースを経験している馬が1頭もいません。
 最近の競馬にありがちな、見応えの劣る消極的なスローペース症候群からの直線よーいドンの展開といってしまえばそれまでですし、自分でペースを作れるのが先行馬の強みではあるのですが、ハイペースで押し切ってこそ本当に強い先行馬だと私は考えています。

 特に京都金杯の1・2着、東京新聞杯の1・3着であり、たまたま名前も似ていることから「スピネル」馬券は過剰に人気しがちかと思われます。
 京都金杯ではブラックスピネルより前で競馬をしたエアスピネルが、東京新聞杯では逆に押し出されるようにして逃げたブラックスピネルが、それぞれ勝っていますので、上位3頭の位置取り争いは苛烈になりそうです。
 となると、先行馬同士がやり合ってある程度ペースが流れる展開も予想できます。

 実際、22日(土)に行なわれた京都芝コースのレースは、5レースすべてでミドルペース。
 差しも決まる馬場になっていました。
 そこで、今回は決め手のある差し馬に賭けてみたいと思います。

 ◎フィエロは8歳であることが人気落ちの原因と思われますが、今回56kgで戦えるところが魅力です。
 阪神カップでは57kgを背負って同斤量のイスラボニータにタイム差なし。
 京都金杯では57.5kgを背負ってエアスピネル(56.5kg)・ブラックスピネル(55kg)双方にわずか0.1秒差。
 前走・高松宮記念の記事で「フィエロの本職はマイル」と書いたように、57kgを背負ってハイペースの6ハロン戦を経験してからのここが狙い目で、流れる展開から悠々と抜け出す青写真を描けます。

 ○プロディガルサンは東京新聞杯でブラックスピネルにタイム差なし2着を評価しました。
 スローペースにもかかわらず、6番手からの好位差しで、上がり最速の32.0秒ですから決め手に不足ありません。
 とかくマイル路線に戻ってきて結果を出しているエアスピネルの陰に隠れがちですが、じつはこの馬も同じマイル転向組。
 2,000m以上の長い距離でも好位先行して走りきるスタミナの持ち主ですから、ペースが流れてスタミナ勝負となれば勝機があります。
 メンバー中最少、唯一の2勝馬であることも、裏を返せばエリートの証。
 新馬戦→2歳オープンと連勝して重賞で善戦し(2-2-1-4)、複勝率55.6%とまずまず安定しており、複勝式馬券だからこそ狙ってみたい馬です。

 穴馬はダッシングブレイズと悩みに悩んだ末に、☆クルーガーを挙げました。

 ダッシングブレイズは、昨年の東京新聞杯の時点ではG1も狙えると思っていた馬なのですが、浜中騎手の無理なイン突きによる落馬競走中止が手痛い誤算でした。
 前走で、復帰後ようやく1勝を挙げることができましたが、それもひとつ格の落ちるオープン競走で、時計のかかる道悪も影響してのもの。
 ダービーCT、京王杯SCでは速い上がりも使って2馬身差までは詰めているものの、2走前が人気を背負って4馬身差の大敗と案外だったことから、東京新聞杯のダメージが未だ少なからずあるように思います。
 その因縁の浜中騎手への乗り替わりも割引材料。
 とにかく直線一気が魅力の馬なので、前走のデムーロ騎手のように真っ直ぐ御しきれないと、全力を出しきれない可能性があります。

 その点、昨年のマイラーズC勝ち馬クルーガーは、まだ1年の骨折休養明けの影響がどれだけあるのか未知数ですから、人気を落とした今回、ギャンブルとして賭けてみる妙味が生まれます。
 昨年、ミドルペースを4角12番手から追い込んで1:32.6(上がり最速34.0)。
 京都金杯(ミドルペース)のエアスピネルより0.2秒(=1馬身)、マイルCS(ミドルペース)のイスラボニータよりも0.5秒(=2馬身半)早い勝ち時計ですから、いきなり斤量57kgでも穴を開ける素材は充分に持っています。
 鞍上も先週、晴れてG1ジョッキーの仲間入りを果たした松山騎手。
 マークが薄くなった今回、闊達な立ち回りを期待します。

 

的中アピールに惑わされない

【コラム】複式呼吸の競馬論

 
 先週の春雷S、皐月賞の結果は以下のとおり。


【春雷S 予想】

◎ 3 オメガヴェンデッタ → 5着
○ 1 コスモドーム    → 4着
☆ 13 トウカイセンス   → 8着


皐月賞 予想】

◎ 7 ペルシアンナイト  → 2着
○ 5 レイデオロ     → 5着
▲ 11 アルアイン     → 1着(9番人気)

 → 7‐11馬連なら8,710円、ワイドなら2,250円!


【当連載の収支】

+7,710円


 皐月賞はレイデオロの追い込みが届かず、3万馬券まで痛恨の1馬身半差となりました。
 結果論からいえば、レイデオロはここをステップに使ったということですね。
 しかし、それでも2番人気スワーヴリチャード(6着)、1番人気ファンディーナ(7着)、3番人気カデナ(9着)よりもきっちり上位に来ているわけですから、人気が集まりすぎなければダービーでも狙ってみたい決め手のある馬です。

 ところで、桜花賞に引き続き、皐月賞でも3頭中2頭が馬券に絡むくらいには予想の精度を高めることができました。
 もちろん三連複1点で勝負しているので、いずれも負けは負けなのですが、もし馬連やワイド3頭ボックスだったら数千円の勝ちだったと思うと、人間、惜しいことをしたと悔やみたくもなるものです。

 しかし、ここでメンタル的に踏ん張って自分の買い方を貫けるかどうかが、年間トータルで見たときの「馬券の勝ち組」になれるか否かの分かれ道だと私は思います。
 試しに、当の著者本人は買ってもいないのに、先ほどの結果欄に馬連・ワイドの配当を大げさに書いてみました。
 9番人気で1着に激走してくれたこともあり、けっこう配当がつきましたね。
 これだけ見ると、自分で言うのもアレですが、買い方次第ではなんだかちょっと勝てそうな気になってきませんか?

 これと同じカラクリを使っているのが競馬新聞です。
 競馬新聞の予想ほど参考にしてはならないものはないと、私は思っています。
 というのも、競馬新聞が至上の命題としているのは、
「読者に当てさせること」
 であり、
「読者を儲けさせること」
 ではないからです。
 そのため、本命筋をしっかり漏らさずに◎○▲△×☆といった多めの印をつけ、どれかが引っかかれば、翌週、さも当たったかのように誇張して書く。
 えてして多くの競馬ファンには、過去を回顧するよりも次のレースに目を向けがちな傾向がありますから、過去の的中が華々しく書かれていれば、さほど深く検証することなく信用してしまうかもしれません。
 結果、
「回収率より的中率」
 という買い方になってしまう。

 私の馬券術では1年約50週×200円の出資で、1年に1度の万馬券的中があればよく、3万馬券を狙う場合には3年に1度の的中率でいいわけですから、気楽なものです。
 実際、今年は昨年の阪神カップの勝ち分で遊んでいるわけですし、ツイッターの買い目で金鯱賞ワイド万馬券も当てています。
 焦って買い方を変えたり、買い目を増やしたら負け。
 世に華々しい的中アピールは数あれど、それらに惑わされず自分のスタイルを崩さないことが、競馬という「メンタルのゲーム」の必勝法ではないかと私は考えています。
 

皐月賞 三連複一本勝負

【予想】三連複一本勝負

※本記事はレース当日未明時点での予約配信です。
 人気・オッズの状況は、最終的には変動している可能性があります。


2017年4月16日(日)中山11R
サラ系3歳オープン 牡・牝 定量
芝右2,000m 18頭 15:40発走


【予想】

◎ 7 ペルシアンナイト
○ 5 レイデオロ
▲ 11 アルアイン
△ 3 コマノインパルス


【買い目】

三連複 5-7‐11 100円


 前項で分析したように、先行馬有利な中山芝コース。
 前日4R、芝2,000mの3歳未勝利戦で2:00.4の速い時計が出ていますから、
「今年の牡馬は弱い」
 と言われる皐月賞でも、1:58.0~59.0くらいの決着になって不思議はありません。
 
 ……で、前日発売のオッズを見て、
「しめた」
 と私は思うわけです。
「67年ぶりの歴史的快挙」
 というマスコミの喧伝を受けて、牝馬ファンディーナが1番人気となりました。
 たしかに過去3走は1,800mながら、最後の直線では余力残しで底を見せておらず、2,000mの適性を感じさせます。
 見た目も派手な勝ち方で、ロマンがあります。
 
 しかしながら、厳然と存在するのは、60年以上、牝馬から勝ち馬が出ていないという事実。
 過去10年でも1頭が出走して複勝圏内には入れていません。
 牡牝が混合したレースならいざ知らず、紅一点となる今回、動物としての牝馬には、目に見えない牡馬からの威圧感があるのかもしれません。
 加えて、角居調教師の著書『競馬感性の法則』(小学館新書)によれば、
牝馬3歳の春はとてもデリケートです。フケ(発情)の出る時で、体調管理が難しい」(第1章 第2節より引用)
 とのこと。
 皐月賞牝馬が勝つには、多くの困難がありそうです。

 前日発売のオッズを見て、
「しめた」
 と思った馬がもう1頭います。
 締め切り直前のオッズがどれだけ動いているかわかりませんが、当日未明現在では単勝4番人気の○レイデオロです。
 無傷の3連勝、近2走は中山2,000mを使って2:01.0→2:01.3、いずれも上がり最速と、ケチのつけられない競馬をしています。

 にもかかわらず一本かぶりしないということは、先週ソウルスターリングが3着に敗れたことで、管理する藤沢厩舎にケチがつき、ステップレースを使わない3ヶ月半の休み明けが不当に嫌われたのでしょうか。
 ソウルスターリング阪神への遠征で、単に強い関西馬に負けただけのこと。
 いわばホームで関西馬を迎え撃つレイデオロとは、立場が違います。
 レイデオロは、本質的には差し馬だと思われますが、新馬戦では1枠1番から先行して強い勝ち方も見せており、今回、3枠なら悪くありません。

 さて、買い目の1頭が決まったところで、1:58.0~59.0くらいの決着を想定して他の馬を探していきます。
 もちろん、例によって内枠の先行馬が優先です。

 ……が、2,000mの実績が良く見える馬がいない。
 同舞台で行なわれた京成杯弥生賞の勝ち時計が、いずれも心許なく映ります。
 今年の牡馬は弱いと言われるゆえんでしょう。

(ただ、△コマノインパルスは葉牡丹賞でレイデオロに0.2秒差ですから、極端に人気が落ちた今回、馬券に絡めれば妙味はあると思います)

 そうなると距離延長組のスピード能力を推し量ることになる。
 そうして辿りついたのが、◎ペルシアンナイトでした。
 前走、阪神マイルのG3で3馬身差の完勝を収めており、2ハロン延長も対応できそうな脚色に見えました。
 初の2,000mですが、新馬戦がコーナー4つの小倉1,800m。
 コースロスのある8枠10番から先行して3馬身差の勝ちを収めており、早熟な器用さを窺わせます。
 小倉→東京→中京→京都→阪神と転戦、重馬場も経験しながら(3-1-1-0)と安定した成績を収めていますから、中山2,000mもこなしてくれるはずです。
 鞍上のデムーロ騎手も、G1の舞台なら絶好調、大いに期待が持てます。

 そもそもの話、
「馬なんか見ずにルメールデムーロ馬券を買っておけば勝てたのに!」
 と天を仰いだことが、これまで何度あったことか。
 ルメール騎乗のレイデオロと合わせて、5‐7のワイドが10倍以上ついているのは、案外盲点かもしれません。

 対抗は▲アルアイン
 デビューから3戦の脚質は差しでしたが、前走で松山騎手に乗り替わって、阪神1,800mのG3・毎日杯を先行して1着でした。
 断然の1番人気1.2倍を背負っていたサトノアーサーを半馬身下した勝利には価値があります。
 松山騎手は先行意欲が旺盛なので、コンビ継続で自在性を手に入れた今回、距離延長でも上手く立ち回ってくれるのではないでしょうか。
 

 

増補改訂版 競馬に強くなる調教欄の取扱説明書

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競馬感性の法則 (小学館新書)

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春雷S 三連複一本勝負

【予想】三連複一本勝負


※本記事はレース当日未明時点での予約配信です。
 人気・オッズの状況は、最終的には変動している可能性があります。


2017年4月16日(日)中山11R
サラ系4歳上オープン ハンデ
芝右1,200m 15頭 15:00発走


【予想】

◎ 3 オメガヴェンデッタ
○ 1 コスモドーム
☆ 13 トウカイセンス


【買い目】

三連複 1-3-13 100円


 皐月賞のひとつ前のレース、私の好きなスプリント戦を予想してみました。
 まず、皐月賞にもつながることですので、中山競馬場芝コースの傾向を検証します。
 3回中山開催の最終週、内側の馬場は荒れているはずなので、外差しが決まる余地もありそうです。
 そこで、前日15日(土)の1~3着馬のペースと脚質を並べてみました。

 ペース 1着 2着 3着

1R H 先行 先行 差し
2R M 先行 先行 差し
3R M 先行 先行 逃げ
4R S 先行 先行 逃げ
5R M 先行 先行 先行 (2着同着)
6R M 先行 差し 逃げ
7R M 差し 追込 先行
8R S 先行 先行 先行
9R S 先行 先行 逃げ
10R M 先行 先行 先行
11R ‐ 先行 先行 先行 (障害競走)
12R M 逃げ 追込 差し

 見事に先行有利ですね。わりと速い時計も出ていたようです。
 春雷Sと同舞台、5Rの3歳500万条件で1:08.6(良)。
 後ほど取り上げるオープン・カーバンクルSの勝ち時計が1:08.5(良)でしたから、遜色ありません。
 1,200mのコース形態からいっても、やはり先行馬有利といえそうです。

 ……で、だからこそ内枠の偶数4番のサザナミ、大外15番ながら先行意欲の旺盛なアルティマブラッドが人気を集めているのでしょう。
 しかし、ここで人気馬を疑ってしまうのが私の性。
 サザナミ、アルティマブラッドはともに昇級初戦の牝馬であり、オープンの牡馬相手の力負けが心配です。
 さらに、サザナミの鞍上はデムーロ騎手。大舞台に異様に強いデムーロ騎手が、次走にG1・皐月賞を控えているだけに、どこまで集中して乗り込んでくれるかは未知数なところがあります。
 また、アルティマブラッドの鞍上は若手の松若騎手。
 4年目で減量は取れていますが、今回は斤量52kgの利を活かし、大外枠のコースロスもあるだけに、多少のリスクは払ってでも追って追って前に行かせる可能性があります。
 他に、逃げられる馬がラズールリッキー、フィドゥーシア、アクティブミノルと不人気サイドに3頭いるため、ある程度かかる馬が出てきてペースが流れる展開も考えられます。

 そこで、このレースはあえて「逆張り」して、差し馬に賭けてみることにしました。
 物差しにするのは、同じ中山芝1,200mで行なわれたオープン・カーバンクルSです。
 前半3ハロン33.2で流れるハイペースで、勝ち時計が1:08.5(良)でした。
 勝ったナックビーナスは、のちにG2・オーシャンSで2着と好走しています。

 ◎オメガヴェンデッタは、カーバンクルSで着順こそ7着と負けていますが、勝ち馬とは0.3秒差。
 スプリントとはいえ、大きくは離されていません。
 また、近3走はダートを使われており、6着→6着→9着(1.5秒差!)。
 過去に阪急杯2着、休み明けのカーバンクルSで3番人気を集めていたほどの実績馬だけに、人気を落としている今回が狙い目と踏みました。
 近3走では先行策も試しており、内枠3番から好位差しを狙う可能性もあります。

 ○コスモドームはカーバンクルSで2着、勝ち馬と0.1秒差を素直に評価します。
 大内枠の差し馬は包まれて終わる恐れがあるために非常にリスキーなのですが、そこはギャンブル。
 54kgの斤量も手ごろで、決め手のある馬ですから、辛抱強く粘って開いた内を差す競馬を期待します。

 ☆トウカイセンスもギャンブル性抜群。
 牝馬ですが、牡馬相手のカーバンクルSでオメガヴェンデッタに続く0.3秒差8着でした。
 ただ、むしろ私が評価したいのは、その前の中山芝1,200m、南総Sです。
 外差しが決まらないといわれる中山芝コースで8枠15番を引いてしまいましたが、ミドルペースを差して9番人気を覆す1着。
 馬連25万馬券の超高配当を演出しました。
 勝ち時計は1:08.9。
 次走カーバンクルSではきっちりコンマ1秒タイムを縮めており、前走がフロックではないことを証明しました。
 前走・京都牝馬Sで11着と大敗して人気を落としていますが、1ハロン延長して稍重阪神でしたから、度外視してもいい。
 得意の中山1,200mで、斤量もカーバンクルSから2kg減って52kg。
 再びハンデ戦の波乱の一角となっても驚けません。

 

 

増補改訂版 競馬に強くなる調教欄の取扱説明書

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競馬感性の法則 (小学館新書)

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調教の勉強、始めました。

【コラム】複式呼吸の競馬論

 
 先週の阪神牝馬S、桜花賞の結果は以下のとおり。


阪神牝馬S 予想】

◎ 6 ミッキークイーン → 1着
○ 4 クロコスミア   → 4着
▲ 2 クリノラホール  → 11着


桜花賞 予想】

◎ 14 ソウルスターリング → 3着
○ 6 リスグラシュー   → 2着
☆ 9 ゴールドケープ   → 13着


【当連載の収支】

+7,910円


 本命・対抗の2頭はそれぞれ掲示板に絡んでくれたので、あとは穴馬の激走を待つだけの形。ギャンブルとしては理想の展開で、まずまず見ていて楽しめました。

 さて、今週は公私ともに忙しく、土曜の配信ができませんでした。申し訳ありません。
 その代わりというわけではないですが、今日は皐月賞が行なわれる中山競馬場の10レース、11レースを予想していきます。

 ところで、過去5走の着差・タイム・脚質・ペースを重視している私が、先週から重い腰を上げて、ようやく調教の勉強をしています。
 教科書は、調教を重視している予想家・井内利彰氏の著書『増補改訂版 競馬に強くなる調教欄の取り扱い説明書』(ガイドワークス)です。

 で、先週の桜花賞をサンプルに色々と数字をこねくり回してみた結果、あくまで私の独断と偏見に過ぎませんが、結論から言いますと、
「やっぱり調教時計はアテになりそうにない」
 というのが正直な感想でした。

 そもそも、調教の定義は、
「1ハロン15秒以下の速いペースで負荷をかけること」。
 たとえば栗東CWで3ハロン39秒で入ってきたとしても、結局のところ本番のレースでは芝(良)の場合、上がり33~34秒の決着になるわけですから、かかる負荷の度合いが違います。
 馬によって追い切りのコース・馬場状態・時間帯・馬場の何分どころを走ったかも違いますから、素人には比較のしようがありません。

 また、調教時計の分析はどうしても「折り合いがついているか」「終い最速になっているか」に終始しがちです。
 実際、井内氏が前掲書で唱える「ダブル最速」の理論も、調教の「終い最速」と過去走の「上がり最速」が判断基準となるため、必然的に差し馬が良く見えてきてしまいます。
 基本的に先行有利な現代競馬において、たとえば「ラスト1F11秒台」の価値がどれだけあるかと考えると、疑問符がついてしまいます。

 角居勝彦調教師が上梓したばかりの新刊『競馬感性の法則』(小学館新書)にも、こんな一節があります。

「昔の調教欄は分かりやすかった。各厩舎とも、同じような強い追い切りをこなしていて、調教欄を比べれば、馬の能力差がだいたい分かったものです。(中略)
 でも、今は分かりにくくなっている。
 厩舎ごとに調教パターンが違うからです。目ぼしをつけた馬が2頭いるとして、馬場条件が同じでも、タイムの良いほうが強い、とはなかなか言い切れない。
 調教には明確な目的があり、当然それは厩舎によって、競走馬によって異なります。
 タイムを出したい調教もあれば、そうでない場合もある」

(『競馬感性の法則』第4章 第3節より引用)

 現役の調教師が言うのですから、真実の一端を突いているのではないでしょうか。

 ただ、私が先ほど「アテにならない」と書いたのは、あくまで「調教時計」の話。
 素人なりに調教の「明確な目的」を推理するために、ウッドチップ・ポリトラック・坂路といったコース形態や、単走・併走・3頭併せといった他馬の頭数、また先行・併走・追走といった他馬との位置関係は材料になりえると思われます。
 また「まっすぐ走れているか」も見た目でわかりやすいポイントのひとつでしょうか。

 たとえば皐月賞1枠1番のマイスタイルの最終追い切りはしっかり先行して「抜かせない」ことが目的と思われます。
 2番スワーヴリチャードは、直線で少しヨレたように見えるのが気がかり。
 そして3番コマノインパルスは……3頭併せで古馬を相手に遅れたことが、人気を落としている要因のひとつと思われます。
 しかしながら、前掲の『競馬感性の法則』には、
「3頭併せの調教はゴール板を越えてからが大事」
 という言葉もあります。
 もうひと追いで狙いどおりの分量の負荷をかけた可能性もあり、軽視は禁物です。
 結局、プロのやっていることなんて、我々素人にはわかりっこないと言ってしまえば、それまでなのですが。

 

 

増補改訂版 競馬に強くなる調教欄の取扱説明書

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競馬感性の法則 (小学館新書)

競馬感性の法則 (小学館新書)

 

 

桜花賞 三連複一本勝負

【予想】三連複一本勝負


2017年4月9日(日)阪神11R
サラ系3歳オープン 牝 定量
芝右1,600m 17頭 15:40発走

 

【予想】

◎ 14 ソウルスターリング
○ 6 リスグラシュー
☆ 9 ゴールドケープ


【買い目】

三連複 6-9‐14 100円


 個人的な事情により9日(日)の当日配信ができないため、前日時点での予想をお伝えしたいと思います。

 ◎ソウルスターリングについては、何も言うことはないでしょう。
 3歳牝馬G1で何が起こるか未知数とはいえ、さすがにこの馬を外すわけにはいきません。
 基本的に先行有利な競馬という競技にあって、常に4コーナーを5番手以内で回して他馬を寄せつけずに完勝する姿は圧巻そのもの。
 よく、一昨年のルージュバック、昨年のメジャーエンブレムと、断然の1番人気を背負って大敗した関東馬が引き合いに出され、ソウルスターリングも磐石ではないとする意見もありますが、過去2年はいずれも控えての負け。
 道悪で差しが届かない展開になればなおさら、複勝圏内には入ってくるものと信頼できます。
 雨で内の馬場が荒れるとすれば、7枠14番から被せていけるところも魅力です。

 相手は○リスグラシュー
 じつは、それほどソウルスターリングとは差がないのがこの馬だと私は思っています。
 2走前の阪神JFではソウルスターリングに0.2秒及ばず2着でしたが、1枠2番で先行したソウルスターリングに対して、リスグラシューは大外8枠18番のコースロスがありながら差しての1馬身差。
 上がり3ハロン34.5秒は、ソウルスターリングより0.3秒早く、もちろんメンバー最速でした。
 そして前走チューリップ賞は0.4秒離されて3着と負けたことで、今回人気が下がっていることも狙いたい一因です。
 ソウルスターリングと2馬身離れたとはいえ、それも同じ王道ローテを組んでいて、3ヶ月の休み明け、叩き初戦でのこと。
 走破時計は1:33.6と、2走前よりきっちり0.6秒縮めています。
 ひと叩きした上積み次第では、ソウルスターリングを負かす展開もあるのではないかと期待できます。

 内枠の偶数3枠6番も好材料
 じつは、この馬で私が評価したいのは前走でも2走前でもなく、4走前の阪神1,800mで行なわれた未勝利戦です。
 3枠5番からミドルペースを3番手先行して直線抜け出すと、ほとんど持ったまま上がり最速34.4秒で駆け抜けてガンサリュート(のち京成杯タイム差なし2着)に0.7秒、じつに4馬身差をつけるぶっちぎりの快勝でした。
 馬というのは本来、集団で走る生き物なのだそうで、後ろから追い抜いて前に出るというのは、本能にはない行動らしいです。
 そのため、抜け出すと「遊ぶ」と言われています。
 あのサトノダイヤモンドでさえ、有馬記念の一連の報道で「抜け出すと遊ぶクセがある」と指摘されていました。
 その点、リスグラシューはデビュー間もない9月の2歳時で、既に抜け出しても真面目に走れるようなメンタルを身につけていたように思えます。
 基本的に脚質は差しですが、3枠6番を引いた今回、ソウルスターリングをマークして好位先行しても面白いかもしれません。

 そしてもう1頭は、阪神JFフィリーズレビューと続けて☆を打ち続けてきた期待の穴馬☆ゴールドケープ。
 前走のフィリーズレビュー、見事3着と大健闘して優先出走権を掴み取ってくれたときから、この馬を買おうと決めていました。
 1着カラクレナイに0.3秒差、2着レーヌミノルにも0.1秒差負けてしまったものの、本来なら先行意識の強いはずのこの馬が、7枠13番からハイペースとなるや器用に控え、上がり最速の34.4秒(カラクレナイと同タイム)で追い込む展開となりました。
 折り合いをつけることを覚えて走りの幅を広げ、しっかりと決め手があるところも見せてくれたという意味では、3ヶ月の休み明け初戦、とても意義ある3着だったと思われます。
 2勝はともに先行して挙げていますが、前走により追い込んで(0-0-1-1)、差しても(0-0-1-1)となりました。
 もちろん桜花賞では先行してほしいところですが、自在性を獲得できたのは強みです。
 人気薄のショーウェイや大外カワキタエンカなどに逃げる可能性があるので、折り合いをつけて好位差しの末脚を見せてくれれば、3着までなら大いに有り得ると期待しています。
 
 3走前の500万条件(京都芝マイル)では、重馬場でハイペースながら先行してディアドラ(のちアネモネS2着。桜花賞では8枠17番)に2馬身差、上がりも最速の快勝を収めており、道悪の心配もありません。

 

 

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