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中山金杯 三連複一本勝負

 

1月5日(木) 中山11R
サラ系4歳上オープン G3 ハンデ戦
芝右2,000m 13頭 15:30発走


「一年の計は元旦にあり」
 とはよく言われますが、競馬の計は金杯にあり。

 上位伯仲の京都より、タレントに欠けるものの小粒揃いで混戦模様の中山のほうが面白そうなので、今週はこちらのレースに力を入れて予想していきます。

※事情により、レース前日のデータを用いた予約配信です。
 ご了承ください。

 人気はストロングタイタンとツクバアズマオーの2頭に集まるでしょう。
 馬券的にはどちらかを切らないことには高配当を望めません。
 そこで私はストロングタイタンに◎を打ちます。

 中山の直線は短い。
 昨年末の有馬記念を見ても分かるように、逃げ・先行馬に有利です。
 そこでストロングタイタンの積極的な先行策に期待します。
 本音を言えばもう少し内枠に入ってくれれば文句なかったのですが、今回は7枠10番。
 ただ、13頭立ての8枠13番に入った前走・修学院Sでは、それまでの先行策ではなく差しを選択、自在に走れるところも見せています。

 おまけに54kgというハンデの恩恵もあります。
 2度の坂越え、4つの小回りなコーナーというタフでトリッキーなコースを制するには、鞍上のハンデは魅力的です。
 2走前に小回りな小倉で勝っているのも、プラス材料と言えそうです。

 本命馬が決まったところで、相手探しです。
 内枠から好位先行できる馬として、私は○シャイニープリンスを挙げます。
 この馬、差しを選択するレースが多いのですが、じつは6走前の福島民報杯2,000mで、2枠3番から先行して勝ち。
 前走ディセンバーSも、じつは2枠2番から先行策に切り替えての3着でした。

 奇しくも1番、2番、3番と最内枠に揃った前走ディセンバーSの上位3頭。
 その戦績を見比べてみると、シャイニープリンスは斤量58kgであったにもかかわらず、粘り残って3着に入っています。
 中山金杯は斤量56.5kgですから、1.5kgの減は大きい。

 一方、クラリティスカイは前走57kgなのに5着でした。
 そのクラリティスカイ中山金杯で背負うのは、トップハンデとなる57.5kg。
 関係者から、
「トップハンデとは思わなかった」
 という当惑の声が漏れるほどですから、厳しいレースが想定されます。
(2016年12月28日付 日刊スポーツより)

 前走で勝ったツクバアズマオーも鞍上56kgと、シャイニープリンスに対して2kgのアドバンテージがありながら、わずか0.1秒差にまで迫られてしまっています。
 そのツクバアズマオーは今回、斤量増の56.5kg。
 中山芝2,000m巧者で(3-2-0-1)と好成績を残してはいますが、内枠の3枠3番に入ったのが割引材料になりました。
 シャイニープリンスとクラリティスカイ、それに外からストロングタイタンが先行策を仕掛けた場合、差そうとするツクバアズマオーの前が開かなくなる展開は、充分に起こりえます。
 もし直線で内が開いてツクバアズマオーに差されたら、そのときは運が悪かったと諦めるまでです。

 ちなみにシャイニープリンス、昨年の新潟大賞典2,000mでは56.5kgを背負い、ロンギングダンサー53kgに0.5秒差をつけて3着に入っています。
 両者の斤量差、じつに3.5kg。
 8歳になるロンギングダンサーは今回ハンデ54kgですが、大型馬シャイニープリンスならば、2.5kgの差など、ものともしないだろうと踏んでいます。
 
 さて、本命、対抗が決まったので、最後は穴探しです。
 他に前から行ける馬がいるかどうか、出馬表を見渡してみます。

 マイネルフロストは真ん中外寄りの6枠8番、斤量57kgがネックです。
 真ん中5枠6番のダノンメジャーも、ここ4走で逃げ・先行策を仕掛けていますが、これは内枠に入ったからこその苦肉の策。
 叩き4走目で距離延長なのも、ダノンメジャーにとっては不安材料です。
 マイネグレヴィルに至っては大外13番、能力的にも疑問符がつきます。
 
 となると、再び▲クラリティスカイの前残りを考慮しなければならなくなってきますが、やはりトップハンデは気になりますし、何よりこの連載で狙っている高配当には届きそうにありません。

 そこで、いっそのこと鞍上54kgのハンデを活かし、8歳馬☆カムフィーが大外から追い込む一発に期待します。
 昨年12月のステイヤーズステークス(中山3,600m)こそ8着に沈んだものの、一昨年には直線の短い中山で4コーナー10番手から差して2着。
 長距離適性のあるタフな馬ですが、もともと2,000mでコンスタントに掲示板に絡んできた実績の持ち主でもあります。
 同じ日に京都で行なわれる万葉S(3,000m)でなく中山金杯を選んだからには、陣営にそれなりの理由があるはずです。
 関西への輸送を嫌ってか、年齢による衰えを考慮してか、はたまた2,000mが適正距離との勝算あってのことか。

 ストロングタイタンのすぐ隣、6枠9番から飛び出して、積極的な仕掛けでタフな競馬を展開できれば、叩き3走目、2桁人気からでも番狂わせは起こるのではないかと期待しています。


【レース前日現在の予想】

◎ 10 ストロングタイタン
○ 1 シャイニープリンス
▲ 2 クラリティスカイ
☆ 9 カムフィー

【買い目】

三連複

1-9-10 100円
1-2-10 100円(抑えるならば)

 後述する京都金杯のオッズ次第で、200円を100円ずつ振り分けるか、それとも中山金杯の抑えに回すか、直前まで検討したいと思います。