私の予想法(1)
【フィリーズレビュー 予想】
◎ 15 レーヌミノル → 2着
○ 6 ジューヌエコール → 4着
▲ 13 ゴールドケープ → 3着
【中山牝馬S】
◎ 14 フロンテアクイーン → 8着
○ 7 プリメラアスール → 12着
▲ 6 ウインリバティ → 16着
【当連載の収支】
+8,810円
フィリーズレビューは堅い買い目だったとはいえ、惜しかったです。
13‐15のワイドなら5.5倍。
3点ボックス買いでも利益の出る決着でしたが、まあ、割に合わないですね。
さて、今週はツイートの加筆修正版となりますが、現時点での私なりの予想手順をまとめておきたいと思います。
まず、私が予想において重視しているのは、以下の三大要素です。
【1】前走から5走くらい前までの着差
【2】前走から5走くらい前までの走破タイム
【3】脚質とペースの相関関係
以下、これらを個別に解説していきます。
【1】前走から5走くらい前までの着差
競馬を始めた当初、私も競馬新聞の1着の数字を丸で囲み、2着、3着には三角をつけ……といった予想法を取っていました。
着順はとてもわかりやすい指標ですから、どうしても目が行ってしまいがちなものです。
しかし基本的に現在の私は、
「着順より着差」
だと考えています。
着差は0.2秒=1馬身と概算して、通常0.5秒、スプリントでは0.4秒差以内の負けが一応の及第ラインとしています。
が、もちろん例外は幅広く認めており、1秒台の差でも逆転の可能性に賭けることは多々あります。
基本的に私の場合、減点法ではなく加点法です。
一定のボーダーラインは設けても、その壁をぶち破り、逆転の可能性を探るのが私の競馬の楽しみ方なのです。
【2】前走から5走くらい前までの走破タイム
過去に同舞台・同距離・同条件で走っている馬がいれば、走破タイムの「横の比較」をします。
(使っているのは横書きの馬柱なので私にとっては「縦の比較」ですが)
ここでも0.2秒=1馬身と概算して、どれくらいの差で優劣がつけられるか、逆転の要素はあるかを検討します。
【3】脚質とペースの相関関係
そして私の予想の根幹をなすのが、ペースと脚質です。
基本的に競馬は先行有利だと思っていますが、前走好走馬の評価には、以下の4分類を設けています。
(1)スローペースで逃げ先行して好走:「折り合いがつけられた賢い馬」
(2)ハイペースで逃げ先行して好走:「問答無用で強い馬」
(3)スローペースで差して好走:「しっかりと決め手のある馬」
(4)ハイペースで差して好走:「展開に恵まれたかもしれない馬」
(4)のケースだけは、慎重に評価を割り引いて考えます。
レース本番の脚質転換を予想するのは難しいですが、前走のレース映像を何度も観るしかありません。
どこで鞍上の手が動いて仕掛けたのか、どれだけ脚が続いているかはよくチェックしています。
先行馬の出遅れ癖は致命的ですし、差し馬も長い脚が使えれば先行できる可能性があったりします。
次回は、三大要素に次いで重要視している枠順・距離適性・斤量・上がり3ハロンについて書きたいと思います。