人気馬の取捨選択
淀短距離ステークスは、不甲斐ない結果に終わりました。
【予想】
◎ 5 トータルヒート
○ 15 フミノムーン
▲ 4 ヒルノデイバロー
× 7 アットウィル
【買い目】
4-5-15 三連複100円
想定オッズ約150倍(レース当日正午現在)
【結果】
1着 11 セイウンコウセイ
2着 12 セカンドテーブル
3着 6 ラインスピリット
4着 7×アットウィル
【当メルマガの収支】
+10,220円
1番人気フミノムーンが凡走してしまったのだから、ここは仕方ありません。
ちなみに払戻金は15,750円。
単勝1番人気が絡まなかったわりには、あまりつかなかった印象です。
このレース、私は1番人気を外せないと踏んで、想定オッズ150倍程度の買い目を選びました。
ただ、年間出資を最大約10,000円と決めている以上、元返しになるような買い方は、あまり賢いとはいえません。
三連複の場合、本来なら200~300倍が狙い目だと私は考えています。
一部の高額配当が平均値を押し上げたりしてしまうので、アテにしすぎてもいけませんが、三連複の配当の平均は250倍前後といわれています。
実際にはもう少し低い配当を見慣れてしまっているので、つい100倍台に落ち着けてしまうこともあるのですが。
せっかくですから、夢は大きく! この連載では穴党らしく、高配当を狙っていきたいと思います。
とはいえ、闇雲に不人気馬ばかりを買っていては、偶然の要素が強くなりすぎて、負けがかさむばかりになってしまいます。
ここで、競馬ファンならば多くの方がご存じであろう、重要な指標を一つ挙げます。
「3着以内に1~3番人気の馬が1頭以上絡む確率は、約90%」
逆に言えば、三連複の買い目をすべて4番人気以下でまとめた場合、その馬券は9割の確率で外れるわけです。
もちろん、買い目に相当の自信があって、残りの1割を狙っていくという戦法も、時にはアリだと思います。
しかし、狙うとしても10回に1回程度。
それも、年間収支プラスが確定した後など、心情的に余裕がある場合のほうがよさそうです。
基本的に私は、三連複の買い目に1~3番人気の馬を必ず入れることにしています。
そこから先は、オッズとの長い長い睨めっこ勝負です。
買い目に人気馬が絡むということは、それだけ配当も下がるということ。
相手には期待値の高い不人気馬を選んで、
「実力に比べて、不適当に高い配当だと思う買い目」
を血眼になって深夜遅くまで捜します。
「実力」といっても、それはあくまで自分なりの論理に過ぎません。
自分で自分に筋道立てて論理的に説明し、深い納得を得るためのもの。
深く納得ができればこそ、たとえ外れても、
「仕方ない。展開が向かなかった」
と諦めもつくのです。
軸となる1~3番人気の取捨選択にも、私なりの指標を一つ設けています。
「3着以内にタイムDM数値3位以内の馬が絡む確率は、約80%」
「3着以内にタイムDM数値1位の馬が絡む確率は、約50%」
※タイムDM数値について、詳しくは下記サイトをご参照ください。
http://jra-van.jp/fun/dm/mining.html
距離や馬齢、クラスによってもかなりバラつきが出てきますが、客観的な期待値としては、まずます優秀な値です。
不人気馬の場合は、コンピュータが弾き出す誤差の影響でしょうか、DM数値が高くても着外に沈むことがよくあります。
しかし、そもそも9割の確率で3着までに絡む1~3番人気の馬であれば、DM数値が高ければ大いに期待できるといえます。
客観的な指標や期待値は、あまり多く持ちすぎると複雑になり、視野狭窄に陥りかねないものですが、私の場合は以上二つの指標を前提に、予想を組み立てています。