京王杯スプリングCの結果
昨日の京王杯スプリングCの結果は以下のとおり。
【予想】
◎ 13 ダッシングブレイズ → 7着
○ 10 レッドファルクス → 1着
▲ 1 ヒルノデイバロー → 5着
☆ 6 ダンツプリウス → 13着
【当連載の収支】
+7,210円
ダッシングブレイズの末脚が爆発しなかったことだけが心残りです。
ちなみに、有料配信の記事は、以下のような結果となりました。
【本命馬◎○】
東京9R ○ウインガナドル → 1着 的中 230円
東京10R ◎リッチーリッチー → 1着 的中 140円
京都7R ◎ナンヨーマーズ → 5着 0円
的中率66.6%
回収率123.3%
【穴馬☆】
東京9R ☆ゴールドスミス → 7着 0円
東京10R ☆ジャズファンク → 9着 0円
穴党なのに、穴馬で回収率の底上げを図ることができないという切ない結果に。
それにしても、京都の12レースで1番人気が全敗というのも珍しいですね。
複勝率もわずか50%でしたから、荒れました。
京王杯スプリングC 三連複一本勝負
【予想】
◎ 13 ダッシングブレイズ
○ 10 レッドファルクス
▲ 1 ヒルノデイバロー
☆ 6 ダンツプリウス
【買い目】
三連複 6-10-13 100円
◎ダッシングブレイズは、大外枠で人気を落としているからこそ積極的に買いたい馬です。
2走前に道悪が幸いして上がり最速で勝っていることもプラス材料。
東京の長い坂で直線一気が決まれば、勝ち負けまであると思います。
○レッドファルクスは、今ひとつ決め手に欠けるうえに斤量58kgなので印を下げましたが、それでもスプリンターズSを制したG1馬で、前走の高松宮記念(稍重)も3着なら軽視はできません。
▲ヒルノデイバローはこの連載でも追いかけ続けている穴馬で、シルクロードS4着、阪急杯3着の実績がある割にはかなり人気が落ちているので、妙味が期待できます。
ただ、最内1枠1番に収まったことから、ダート時代のような逃げ先行が打てればよいものの、控える競馬にこだわった場合に包まれるリスクがあります。
その点、☆ダンツプリウスは、控える脚質の馬が多い今回のレースにあって、キャンベルジュニアと並んで先行意欲が旺盛な馬です。
前走(稍重)だけ見れば、5歳馬キャンベルジュニアに0.3秒負けてはいますが、4歳にしてダンツプリウスが1kg多い56kgを背負う不利もありました。
今日の雨も味方してくれるかもしれません。
キャンベルジュニアの道悪経験は、前走の一度きり。
対して、ダンツプリウスは稍重・重(0-1-1-1)と決して苦手にはしていませんので、同斤量となる今回、中5週の上積みが見込めれば、キャンベルジュニアより上に行ける可能性は充分にあると思います。
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先週の結果
先週のNHKマイルカップの結果は以下のとおり。
【予想】
◎ 1 モンドキャンノ → 9着
○ 3 アウトライアーズ → 13着
▲ 7 ジョーストリクトリ → 12着
【当連載の収支】
+7,310円
完敗でした。
2着リエノテソーロはさすがに買えません……。
ちなみに、有料配信の記事は、以下のような結果となりました。
東京6R ◎アドマイヤシナイ → 3着 的中 110円
東京7R ◎コパノビジン → 2着 的中 110円
京都9R ○ディアドラ → 1着 的中 110円
コパノビジンは最終オッズ1.1-1.2倍でヒモ荒れ期待、ディアドラは1.1-1.1倍でそもそも見送り対象ということで、回収率を下げる結果となってしまったものの、負けてはいないので損はしていません。
この2日間で勝負レースは4レース、的中率100%で回収率は122.5%となりました。
欲を言えばもう少し配当が見込めるところで勝負したかったので、結果論ですが東京8Rのカレンラストショー(160円)を狙ってもよかったかもしれません。
追記で補足したように「勝負師ならば」と注文がつくレースでしたが、川田騎手が上手い騎乗をしてくれました。
それよりも先週の記事では、見事に「見送り」予想がハマりました。
東京5Rはブライトンロックが指数上位でしたが、見送って4着。
3番人気オーサムバローズも飛んで「紛れ」の多い結果となりました。
京都7Rは単勝1.9倍、複勝1.1倍のフレグラントブレスが4着に沈む大波乱で、三連複14万馬券、三連単78万馬券を演出。
続く京都8Rでも単勝2.0倍、複勝1.1倍のアグネスリバティが4着に敗れ、三連単で万馬券となりました。
あくまで私の言う「見送り」とは、
「複勝1.1倍のリターンに比して、外れるリスクのほうが大きいので、来てしまったら仕方ないと割り切って賭けない」
ということであって、
「この断然人気馬が馬券外に飛びますよ」
という予言ではありません。
にもかかわらず、こうも見送ったレースが荒れてくれると、なんだか自分が本当に予言者にでもなったかのような錯覚に陥ってしまいそうです。
それだけ、私が構築した20項目の基準値が間違っていなかったと再確認できた出来事ではあったのですが。
NHKマイルカップ 三連複一本勝負
【予想】
◎ 1 モンドキャンノ
○ 3 アウトライアーズ
▲ 7 ジョーストリクトリ
【買い目】
三連複 1-3-7 100円
まず、人気筋から1頭、1枠1番◎モンドキャンノ。
この馬の先行脚質は1枠1番でこそ活きると考えています。
2回開催の6日目ですが、1枠1番が2勝、2着1回ですから、先行できれば不利は少ないはずです。
前走の凡走で人気を落としているところも妙味があります。
中6週とじっくり調整してからの叩き2走目、前走の大敗を覆してほしいところです。
混戦模様となりましたので、対抗は人気筋からもう1頭、○アウトライアーズにしました。
こちらも前走の凡走で人気が落ち着いており、狙いどころです。
2走ボケからの中2週で、インを突いて本来の決め手を発揮できれば、勝ち負けまであると踏みました。
穴は▲ジョーストリクトリ。
ファルコンS(6着)の予想で▲を打っておきながら、NZT(1着)では買い目から外してしまった苦い記憶のある馬です。
ファルコンSと同じ武豊に乗り替わり、鞍上得意の先行策で他馬を幻惑してくれれば、複勝圏内も見えてきます。
天皇賞(春) 三連複一本勝負
2017年4月30日(日)京都11R
サラ系4歳上オープン 定量
芝右3,200m 17頭 15:40発走
【予想】
◎ 3 キタサンブラック
○ 12 ゴールドアクター
▲ 13 トーセンバジル
☆ 7 アルバート
【買い目】
三連複 3-7-12 100円
※当記事は、27日(木)夜時点での予約配信です。
今週末はオッズ・馬体重を参照しての配信ができません、ご了承ください。
買い目の変更がありましたらツイッターでつぶやきます。
絶好の内枠3番を引いた◎キタサンブラックを、ここは外すわけにはいきそうにありません。
サトノダイヤモンドと1番人気を争うことになると思われますが、私は軍配をキタサンブラックに挙げます。
巷間いわれているように、有馬記念では2kgの斤量差があったことも理由のひとつではありますが、他にもサトノダイヤモンドにはいくつか不安な点があるように見えます。
まず単純に、4歳という幼さ。
サトノダイヤモンドの前走、阪神大賞典は確かに強い競馬をしましたが、1周目の3コーナー入り口から4コーナーにかけて、ルメール騎手がだいぶ折り合いに苦労しているようにも見えました。
実際、レースは最初にレーヴミストラルが仕掛け、次いで1周目のホームストレッチでウインスペクトルが逃げ出してしまうミドルペース。
それでも豪腕でダイヤモンドを御してしまうところが外国人騎手らしいですが、坂を二度下る京都競馬場の2ハロン延長となれば、話は別です。
春の4歳馬には、相当きつい舞台になると思われます。
加えて、当然キタサンブラックのマークがきつくなり、ヤマカツライデンの逃げ、さらには後述するようにゴールドアクターの早めの仕掛けも考えられますので、自然、先行馬に楽なペースにはなりそうにない。
となると、好位差しが理想のサトノダイヤモンドにとっても、先輩たちの迫力に呑まれてしまう可能性は捨てきれません。
とかく内枠先行が有利な現代競馬にあって、2強対決では、
「両雄並び立たず」
といった結果になることが意外と多いものです。
単純に、昨年4歳時に規格外の強さで天皇賞(春)を勝っているキタサンブラックが、今年、さらに5歳になって力をつけて出てくるわけですから、当年とって4歳のサトノダイヤモンドに負けるわけにはいきません。
サトノダイヤモンドはメディアが作り出す過剰人気も差し引いて、ここは思いきって買い目から外したいと思います。
同様の理由で、今回、4歳馬はすべて外してみました。
○ゴールドアクターは、前走叩いた上積みを期待して、人気が落ちるであろう今でこそ買いの1頭。
昨春の天皇賞では12着と惨敗していますが、1番人気に推されて4コーナーでは2位で回ってきたほどの実力馬です。
有馬記念だって0.1秒差の3着、4着馬には0.2秒突き放しています。
前走の直線、脚が止まったようにも見えたことから、実力に比して不当に人気は上がらないと踏みました。
あとは長距離実績の少なさも、この馬が買い控えられてしまう要因のひとつ。
3,000m以上のレースでは、まだ幼い3歳時の菊花賞3着しか実績がありません。
(ちなみに同9着がワンアンドオンリーでした)
ただ、私が注目したのは、2,600mですが3歳500万条件の一戦。
少頭数で相手が弱かったというのもあるのですが、3ヶ月の休み明けから余裕で逃げて1着、その後1000万条件と連勝しての菊花賞参戦につなげました。
逃げたのはこのレース1回きりですが、私の目には、前に壁を置かなくてもあっさり勝ちきれるくらいの冷静さが早くから備わっているように映りました。
ここで不気味な存在なのが、テン乗りとなる横山騎手。
「ノリポツン」
の秘策で知られ、時にファンを落胆させることもありますが、上手いときは本当に上手い騎手です。
希望していた内枠が取れなかった今回、じつは私、まるで昨年のブラジルカップでミツバがやってみせたように、ゴールドアクターが大逃げを打つ展開もひそかに期待していたりします。
ヤマカツライデンも大外、騎手たちの注目がキタサン‐サトノの攻防に集まっているとすれば、案外、ノーマークから飛び出して楽逃げという目もあるのではないでしょうか。
逆に無理をさせず、
「ポツン」
と後方待機をやらかして、やっぱり慨嘆することになるかもしれませんが。
▲トーセンバジルは、前がやりあった展開のときに、実は伸びてくるだろうと考えている1頭です。
前走は0.6秒と着差こそ離されたものの、サトノダイヤモンド、シュヴァルグランに続く3着。
しかもかなり大外を追い込むコースロスがあり、上がり3ハロンは35.8秒でメンバー2位、目の覚めるような切れ味鋭い末脚でした。
まともに内を突いて2ハロン延長すれば、逆転もできそうです。
それでなくとも包まれづらい外の7枠13番は追い込み馬にとっては好位置。
淀の3,200mでは厳しいかもしれませんが、開き直って大外一気でも面白そうです。
ただ、強い馬が積極的に火花を飛ばし合う展開になったとき、けっきょく最後に物を言うのはスタミナだったりします。
そうなると、抜群のステイヤー適性を見せる☆アルバートが気になって仕方ありません。
ステイヤーズSでは57kgと断然の1番人気を背負い、ファタモルガーナ(鞍上56kg)にクビ差1着。
5着タマモベストプレイ(同56kg)にも1.4秒と大差をつけています。
そして圧巻は前走、ダイヤモンドS。
最初の1,000m64秒のスローペースでありながら、4コーナーで後方3頭目くらいから大外を追い込んで1着、脅威の上がり最速33.4秒でした。
しかもよく見ると、見せムチと手綱を引いて追うだけで、ステッキが一度も打たれていないのだから恐れ入ります。
58kgを背負ってこの強さ。51kgだった2着ラブラドライトにさえ1馬身差以上つけています。
以下、7着9歳のファタモル爺さん(さすがにキツそう)、11着プロレタリアトもまとめて置き去りに。
昨年のこのレースでキタサンブラックに0.5秒差6着なら、まだまだ侮れません。