感想戦も楽しい
将棋には、勝敗が決した後に「感想戦」がありますが、競馬でもレースを振り返って分析・反省するのは楽しいものであり、次回の推理材料にもなります。
今年も10番人気以下が馬券に絡んだ「荒れる」フェアリーS。
勝ったのは伏兵ライジングリーズンでした。
【予想】
◎ 1 コーラルプリンセス(3番人気)
○ 4 ブラックオニキス(8番人気)
▲ 11 メローブリーズ(5番人気)
☆ 13 パフォーム(13番人気)
【買い目】
三連複
1-4-11 100円 165倍程度
または
1-4-13 100円 325倍程度 ← 結局、こちらを買いました。
【結果】
1着 15 ライジングリーズン
2着 3 アエロリット
3着 8 モリトシラユリ
【当ブログの収支】
+10,120円
予想通り大外16番のキャスパリーグの差しは決まらず12着でしたが、まさかその隣、15番が外を回して差しを決めるとは。
キャスパリーグを切った以上、ライジングリーズンを買えるはずもありませんでした。
とはいえ、15番と8番を買う材料は、じつは私も目にしていました。
発走1時間前に更新された、JRA-VAN配信の対戦型DM数値です。
対戦型の1位~3位は順当に1~3番人気でしたが、4位がライジングリーズン、5位がモリトシラユリ。
仮に上位5頭をボックス買いしていれば、三連複3万馬券、三連単27万馬券でした。
基本的に私は対戦型よりも、タイム型のDMを参考にしています。
前提にするアルゴリズム次第で、対戦型の期待値はいかようにも変わるように思えてならないからです。
ましてや明け3歳の牝馬限定戦では、まだまだ順位づけは明らかになっていない。
特に1,600m以下の距離では、タイムDMの期待値は割と当てになる印象です。
もちろんDMは、あくまで期待値です。
公式サイトの分析結果を見ればわかるように、過信しては回収率が8割前後に収束していくだけです。
しかし、これからは今まで以上に、対戦DMの数値も考慮に入れる必要がありそうだと感じました。
ところで、フェアリーSで「負けて強し」だったのがアエロリット。
予想通りツヅクがハナを主張し、前半の600m通過は34.7秒。
200m~1,000m地点まで、1ハロン11秒台を刻むハイペースでした。
にもかかわらず、前走サフラン賞と同様に2着に粘ったアエロリットはやはり凄い。
次走も注目したい1頭です。
次走に注目といえば、京都12Rで2着に入ったショパンも、個人的には気になりました。
8枠10番に入ったデムーロ騎乗のショパンは、4コーナー7番手からまさかの奇手に出ます。
隊列から大きく離れて、外々をぶん回したのです。
惜しくも2着に敗れましたが、内の経済コースを取れていれば勝てたのではと思うほどの爆発力を秘めているように見えました。